【EU発!Breaking News】10か月で21,807通! 元恋人へSMSを送り続けた男に懲役刑。(仏)
ヨーロッパの携帯電話には、専用のメールアドレスが提供されないこともありショートメッセージサービス(SMS)でのやりとりが主流になっている。そうしたSMSを、10か月間で2万通以上も元恋人の女性に送り続けた33歳の男がフランスで逮捕された。
男が元恋人に送ったSMSには特に何も書かれておらず、文章による脅迫はなかったが、1日約70通、多い日には200通も送信し、その数は約10か月で計21,807通にも及んでいる。元恋人の弁護士によると、女性は来る日も来る日も止むことのないSMSの受信で精神的に酷い状況になる寸前まで追い詰められたそうだ。
女性はストーカー対策として電話番号を変更することも考えたのだが、男は彼女の家族や友人知人らとも交流があり、すぐに新しい番号を知る可能性があった。そのため電話番号を変更しても無駄と判断し、男の行為を裁判所に訴える手段に出たという。
4日にリヨンで行われた裁判で、男は10か月の懲役刑及び1000ユーロ(約14万円)の罰金支払い、そして元恋人の女性への接近を禁止する判決が言い渡された。また男は2011年に女性との関係が破綻して以来、深刻なうつ病に悩まされていたことが判明したため精神科医における受診及び治療が命じられた。
※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)
男が元恋人に送ったSMSには特に何も書かれておらず、文章による脅迫はなかったが、1日約70通、多い日には200通も送信し、その数は約10か月で計21,807通にも及んでいる。元恋人の弁護士によると、女性は来る日も来る日も止むことのないSMSの受信で精神的に酷い状況になる寸前まで追い詰められたそうだ。
4日にリヨンで行われた裁判で、男は10か月の懲役刑及び1000ユーロ(約14万円)の罰金支払い、そして元恋人の女性への接近を禁止する判決が言い渡された。また男は2011年に女性との関係が破綻して以来、深刻なうつ病に悩まされていたことが判明したため精神科医における受診及び治療が命じられた。
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(TechinsightJapan編集部 椎名智深)