“土偶アイドル”水樹たま
 「ガリガリとポッチャリ、どっちが好き?」――。男性なら誰もが一度は自問したことがあるだろう、永遠のテーマともいえる究極の選択。痩せ過ぎで拒食症のファッションモデルが問題視されたこともあったが、「抱き心地が良い」「癒される」との理由で後者を選ぶ人も多い。今年3月には日本初の専用ファッション誌『ラ・ファーファ』が創刊され、『CanCam』では“ぷに子”特集が組まれるなど、“ぽっちゃり女子”が空前のモテキを迎えたかと思いきや、今度は“ぽっちゃり”と“デブ”との仕分け問題で男女間の意識の差が露呈するなど新たな論争が勃発している。

 “ぽっちゃり”と聞いて思い浮かべる芸能人は人それぞれだが、日本テレビ系で放送中のバラエティ番組『有吉反省会』への出演を機に、一躍“土偶アイドル”としてブレイクしたのが「水樹たま」だ(公称スリーサイズB94・W60・H94)。収録内容のオンエアを賭けて1ヵ月で5kgのダイエットに挑み、見事成功させたものの、わずか1週間でリバウンド。その彼女が、明日23日(土)22時から放送される競走馬育成シュミレーションゲーム『ダービーインパクト』のニコ生特番で司会を務めることが決定し、放送に向けて競馬ならではのダイエットにチャレンジしてもらった。

 『ダービーインパクト』では、フル3Dグラフィックスによりレースシーンがリアルに再現され、プレイヤーは馬主となって競走馬の生産・育成・レースに挑戦。今年5月にiOSとAndroid版がリリースされるやいなや、累計100万ダウンロードを突破した人気作だ。そんな競走馬育成シュミレーションゲームに相応しいダイエット機器として今回用意したのが、乗馬運動をモデルに開発されたフィットネス機器の定番「ロデオボーイ」である。

 ゲーム内では、騎手の勝負服のデザインなどが設定可能なため、水樹も勝負服であるビキニの水着を着用。「黒光りしてる馬が好き♥」と意味深に語る彼女は、愛馬を“ドグウインパクト”と命名すると、レース初勝利を目指して牧場長から牧場経営の基礎を学ぶ。続く厩舎では調教師とともに様々な調教と食事メニューで状態を仕上げ、準備万端でレースへの出走に臨んだ。

 ここで突如、トップジョッキーから騎乗の申し出が入る。一方の水樹も10年前からロデオボーイを愛用していた過去が明らかになり、百戦錬磨の両者が騎乗し、ゲートイン完了。鳴り響くファンファーレを合図にレースがスタートすると、馬群からは臨場感たっぷりにヒヅメの重低音が鳴り響き、ロデオボーイは水樹の土偶ボディを上下・左右・前後のウェーブ運動とひねり運動で刺激する。画面では、テレビ中継さながらの実況が字幕で表示されるのに加え、自分の見たい馬に左右からカメラアングルを合わせることが出来るので、きめ細やかな心配りに驚くばかりだ。

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