ジョージ・ルーカス

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昨年11月、ディズニーによるルーカスフィルム買収とともに、明らかになった〈スター・ウォーズ〉新作映画の構想。しかし、この構想はディズニーが発案したのではなく、シリーズの生みの親ジョージ・ルーカスがかねてから温めていたものであったことがわかった。

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この情報は、ルーカスの息子ジェットが明かしたもの。Flicks and the Cityが行ったインタビューで、ジェットは次のように話している。「(買収の話が持ち上がる)たぶん一年前から、執筆やリサーチなんかを父さんが始めていたことを僕らは知っていた。その作業の半分あたりで、ディズニーへの売却という案が持ち上がったんだ」。

「電話で近況を話しているときに"スター・ウォーズを書いてる"なんて何気なく言うもんだからビックリしたよ(笑)。でも父さんは一人でいるときにものを書いたりしてるのが一番楽しそうだから、それはよかったなと思ってたんだ」

この執筆作業時に、ルーカスは新三部作のガイドラインを打ち立てた。また、ルーカスは独り立ちを始めた子供の親のような気分でいるそうで、『スター・ウォーズ エピソード7』を監督するJ・J・エイブラムスとは常にコンタクトをとり続けているとか。「父さんはあくまでもガイド役だけど、必要なときにはいつでも助言を与えるつもりだ。その一方で、〈スター・ウォーズ〉を手放して新たな世代にまかせたいとも思っている」

なお、ジェット自身、『エピソード7』の脚本に目を通しており、映画の仕上がりを楽しみにしているとのこと。ルーカスフィルムの売却が明らかになったとき、ルーカスはクリエイティブ・コンサルタントに身を引くと伝えられていたが、ジェットの話からすると、新三部作は本人の意向がかなり反映されたものになるのかもしれない。(海外ドラマNAVI)



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