田中圭、イタミンにコンビ続投を希望!「相棒愛」にしんみり
4日、映画『相棒シリーズ X DAY』最後のプロモーションイベントが新宿バルト9で行われ、主演の田中圭が12年間伊丹憲一役を務めている「相棒」の川原和久とのコンビ続投を希望した。
本作の撮影後も全国8都市に出向き、20回以上の舞台あいさつを行うなど、長い間相棒として過ごしてきた田中と川原。この日の客席には7回観たという熱狂的なファンも訪れており、田中は「またここに立ててうれしいけど、今日が最後かと思うとちょっと残念のような……。でも、もうそろそろいいのかなと」とプロモーション活動から開放される喜び半分、「相棒」を離れる寂しさ半分のコメント。
しかし、その後公開から11日間で動員60万人突破したことを祝い特製シャンパンを開けると、ほろ酔いになったためか本音もポロリ。「また皆さまの前で伊丹刑事とコンビを組むことができれば幸せです」としんみりとした口調で話し、ファンから温かい拍手を贈られた。
また、田中と川原のほかにも、「相棒」ファミリーの大谷亮介、山中崇史、神保悟志、小野了、メガホンを取った橋本一監督が出席した舞台あいさつ。皆、長く「相棒」シリーズに携わってきた気の知れた仲とあり、舞台あいさつはアットホームな雰囲気で大盛り上がり。山中が劇中では強面なイメージの川原について、「昔は般若とか呼ばれていましたけど、全国を回ってたくさんのお客様に喜んでいただいているのを受けてか、以前より優しくなって。今では控室でえびすさんのような笑顔を見せるんですよ」と意外な素顔を明かして川原を照れ笑いさせた。
『相棒シリーズ X DAY』は、人気テレビドラマ「相棒」に登場する伊丹刑事が、サイバー犯罪専門の捜査官・岩月彬(田中)とタッグを組み、事件に立ち向かう姿を描いた作品。性格も捜査手段も全てが相反する二人が、ぶつかり合いながらも巨大な陰謀渦巻く事件の真相に迫っていく。(取材・文:中村好伸)
映画『相棒シリーズ X DAY』は全国公開中