故障者もリストに混じるWBC候補|WBC
WBCの代表候補選手が発表された。34人。この中から28人が代表となる。リストを今季の成績とともに上げた。
投手陣16人は平均年齢27.8歳、捕手3人は31.3歳、内野手8人は32.3歳、外野手7人は27.3歳。トータルでは29.1歳。意外に年を食っているという印象だ。
40歳の稲葉、37歳の井端、松井稼、36歳の相川が平均年齢を押し上げている。
先発陣は、ほぼベストメンバーと言って良いと思う。前田、田中という同い年の両右腕、攝津という柱になるべき投手がいる。左では内海、先月のキューバ戦で好投した大隣。
救援投手は、西村健太朗、武田久、山口俊らが抜けている。山口鉄也、今村、森福らは信頼がおけるがいずれもセットアッパー、最終回を任せる投手が涌井では心もとない。
前回、ダルビッシュを抑えに回したように、先発陣から救援投手を持ってくることも考えられるだろう。
杉内、吉見、浅尾と故障で戦線離脱をした選手が入っている。大丈夫なのだろうか。
捕手はキューバ戦の顔ぶれに相川が加わった。率直に言って人材不足。今季の成績を見ると、技術面では40歳の谷繁元信がまだリーグ上位にいる。阿部も故障上がりだし、打者としてはともかく、捕手としてフル稼働は難しいかもしれない。他の捕手が打線に並ぶと、がくっと戦力が落ちる。
内野手は新井良太、堂林翔太、田中浩康、畠山和洋らがいない。坂本、本多らが中心だろう。ここでも松田の体調が気になるところだ。
外野手は3割打者が5人。20盗塁以上が4人。上位打線に外野手が並びそうだ。
いないから仕方がないのだが、4番を打つべき人がいないという感じだ。阿部、中田翔のどちらかが座るのだろうが、阿部は捕手でもあるし5番タイプ、中田は6番という感じだ。今回は「つなぐ4番」なのだと思う。
また、クローザーが頼りない。絶対的な存在がいない感じだ。
山本監督は故障、なぜ故障明けの選手を選出したのだろう。これまでの例で見ても、WBCに出場したシーズンに体調を崩した選手は多い。仮に出場できる体調だったとしても、春先に無理をさせるのは好ましくないと思う。あえて最終選考では落とす勇気も必要だと思う。
ここに田澤純一を加えたいところだ。100マイル近い剛速球で勝負する田澤は、投手陣に大きな刺激を与えると思うのだが。
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。今日は堀内恒夫。
投手陣16人は平均年齢27.8歳、捕手3人は31.3歳、内野手8人は32.3歳、外野手7人は27.3歳。トータルでは29.1歳。意外に年を食っているという印象だ。
40歳の稲葉、37歳の井端、松井稼、36歳の相川が平均年齢を押し上げている。
先発陣は、ほぼベストメンバーと言って良いと思う。前田、田中という同い年の両右腕、攝津という柱になるべき投手がいる。左では内海、先月のキューバ戦で好投した大隣。
前回、ダルビッシュを抑えに回したように、先発陣から救援投手を持ってくることも考えられるだろう。
杉内、吉見、浅尾と故障で戦線離脱をした選手が入っている。大丈夫なのだろうか。
捕手はキューバ戦の顔ぶれに相川が加わった。率直に言って人材不足。今季の成績を見ると、技術面では40歳の谷繁元信がまだリーグ上位にいる。阿部も故障上がりだし、打者としてはともかく、捕手としてフル稼働は難しいかもしれない。他の捕手が打線に並ぶと、がくっと戦力が落ちる。
内野手は新井良太、堂林翔太、田中浩康、畠山和洋らがいない。坂本、本多らが中心だろう。ここでも松田の体調が気になるところだ。
外野手は3割打者が5人。20盗塁以上が4人。上位打線に外野手が並びそうだ。
いないから仕方がないのだが、4番を打つべき人がいないという感じだ。阿部、中田翔のどちらかが座るのだろうが、阿部は捕手でもあるし5番タイプ、中田は6番という感じだ。今回は「つなぐ4番」なのだと思う。
また、クローザーが頼りない。絶対的な存在がいない感じだ。
山本監督は故障、なぜ故障明けの選手を選出したのだろう。これまでの例で見ても、WBCに出場したシーズンに体調を崩した選手は多い。仮に出場できる体調だったとしても、春先に無理をさせるのは好ましくないと思う。あえて最終選考では落とす勇気も必要だと思う。
ここに田澤純一を加えたいところだ。100マイル近い剛速球で勝負する田澤は、投手陣に大きな刺激を与えると思うのだが。
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。今日は堀内恒夫。