上から「失業計算表」、「有休とったー」、「社畜診断」質問画面、結果画面。一通りやれば気が済んで会社に行くことができる!

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5月といえば五月病!実際そんなカレンダー通りに人間が5月だけ憂鬱な気分になったりするのか謎ですが、社会はカレンダーで動いてるわけだし、まあ実際しんどいという人は多いよね。

春から新しい環境で仕事を始めた人も多いと思いますが、その場所と自分が100パーセント相性バッチリなんてことは滅多にないし、負担を感じることもあるでしょうね。そんな気持ちを、会社や仕事から眼をそむけずネタにして楽しんだり、役にも立つアプリをご紹介します。

ヘビーな方から考えていきましょう。アプリ「失業計算機」はその名の通り失業にまつわる計算機。今までの勤続年数や1日当たりの賃金、年齢などを入力すると、失業保険の給付額や給付期間がパパっと算出されるアプリです。「もうやめよっかな…」と思った時におもむろに計算してみて、現実を知って思いとどまるよし、それでも辞めたい時にはその給付額と給付期間でどういう過ごし方ができるか考えてみるのもあり。

失業時のハローワークへの手続きなどもワンタッチで呼び出せるようになっていたり、計算結果をメールで送れたり、妙に機能が充実しているあたりが真面目で良いです。また、計算結果と一緒に、「あなたが入社した当時、Butterfly(倖田來未)がはやっていました。これからもがんばってください。」って感じの表示が。思わず頭にその曲が流れてあの頃の気持ちがよみがえること間違いなし。事務的っぽくあるように見えて、やさしさに満ちてる。

「有休とったー」は、twitterと連動させることもできる、有給休暇管理アプリ。残り有休日数を入力して管理スタート、男女選べるキャラクターがいろいろなイラストで残り日数を表示し、使うたびに日付やその理由を記録していきます。

入力した結果をtwitterにつぶやくように設定することもでき、みんなの有休とったツイートがずらーっと表示されます。「今日も世界は休んでる!」という気持ちになれ、使いにくい有休をバンバン使う勇気がわいてくるかもしれないし、風邪とかで有休消費してる他人のツイートを見て「ふふふ、しょうもないことで消費しおって、俺はここぞという時で一気に使う!」と野望に燃えるのもいいし、好きにしてください。

最後は一番ライトな?「社畜診断」。「休日に会社から呼び出されたら?」「体調くずしたら全休?半休?定時で帰る?帰れない?」など、10問に答えて自分の労働状態のキツさを診断。日替わりの1問に答えるリアルタイム診断もあり。

キツいと周りが見えなくなったり冷静で居られなかったりもする。こういうおもちゃとか暇つぶしでも、有休とか保険とか労働環境とかが視野に入ってきたり、人と話題にできたりして楽になれたり生活を見直すことができたらいいよね。

「失業計算機」はiPhoneアプリ、「有休とったー」はiPhone版とAndroid版、「社畜診断」はiPhoneアプリでそれぞれダウンロード出来ます。全部無料です!
(香山哲)