リアル・スティール<br />©DreamWorks II Distribution Co. LLC All Rights Reserved.
 クリスマスも終わり、今年も残す所あとわずかとなりましたが、2011年を象徴した漢字といえば“絆”。震災からの復興に向けて強く感じた一年でしたが、平穏な日常に身を置いているとつい忘れがちかちなもの。年末年始に控える帰省は、“親子の絆”を感じる大切なひと時になるのではないでしょうか。

 今年も様々な映画が公開され、人々に感動や希望を与えてきましたが、その中から特に“親子の絆”を感じるオススメ作品をピックアップ。先週よりネットリサーチを開始した所、現時点で300弱の投票が寄せられ、1位『リアルスティール』、2位『八日目の蝉』、3位『うさぎドロップ』、4位『毎日かあさん』、5位『SUPER 8/スーパーエイト』、6位『ツリー・オブ・ライブ』との結果になっています。


 見事1位に選ばれた『リアル・スティール』は、ヒュー・ジャックマン演じる、かつて自分の夢のために家族を捨てた父親チャーリーが、息子マックスとの失われた“親子の絆”を取り戻していく物語。2020年のロボット格闘技を舞台に、拾われた時代遅れの旧式ロボットATOMが、高性能で最新鋭の強敵たちを相手に何度倒されても立ち上がり、ゴミ捨て場から光の差す場所へと父子と共に勝ち上がっていく姿が、観る者に感動を与える作品となっています。

 タイトルの「リアル・スティール」とは“本当の強さ”を意味する言葉。本作を鑑賞した木下優樹菜さんは「自分も結構強がりなので弱いんですけど、ブレない何かを持っている人は強いなと思います。力とか気が強いじゃなくて、自分の中で何か貫き通している、一本の筋みたいなものを持っている人は強いなと思います。」と“本当の強さ”について語っています。公式サイトには、各界からの絶賛コメントや試写会からの感動コメントが多数寄せられていますが、あなたも“親子の絆”や“本当の強さ”について考えてみては如何でしょうか。

 劇場公開中の『リアル・スティール』をはじめ、『うさぎドロップ』(2012年2月2日発売)と『ツリー・オブ・ライフ』(2012年3月7日発売)以外の作品はすでにブルーレイ&DVDが発売中なので、年末年始にチェックすることをオススメします。

映画『リアル・スティール』特集ページ - MOVIE ENTER