「トゥース！」ならぬ「血ぃ〜吸ぃ〜！」、オードリーが映画『フライトナイト』をPR

　1985年に公開され、ホラー＆SF界ではアカデミー賞を凌駕する名誉であるサターン・アワードを受賞したホラー映画の伝説的傑作『フライトナイト』が、最新鋭の技術で3D映像化され、映画『フライトナイト／恐怖の夜』となって、2012年1月7日より公開される。公開に先立ち、本作の応援隊長に任命されたお笑い芸人・オードリーの若林正恭と春日俊彰が最狂ヴァンパイア軍団結成式が行った。

　本作の主人公は、アメリカの新興住宅地に住む高校生・チャーリー（アントン・イェルチェン）。学園No.1アイドルのエイミーをゲットし、絶好調な毎日を過ごしていた。そんな時、隣にジェリー（コリン・ファレル）という男が引っ越してくる。ある夜、チャーリーは、彼が美女の生き血を吸いつくすヴァンパイアだったことを知ってしまう。正体を知られてしまったジェリーは、反撃を開始。チャーリーの家は破壊され、母親も重症を負う。次に、ジェリーが狙ったのは、チャーリーの恋人・エイミーだった。愛する恋人を守るため、普通の高校生とヴァンパイアの壮絶な戦いの夜が幕を開ける。

　会場となった新宿バルト9に現れたのは、なぜか若林だけ。「どうもオードリーです！　何かが結成されると聞いて、嫌な予感がしています。」と挨拶をしたその時、「ヴァンパイア春日軍団結成〜！」と雄叫びが……。春日のギャグである「トゥース！」ならぬ「血ぃ〜吸ぅ〜！」という声が会場に鳴り響き、鋭い牙と黒いマントを身につけ、ヴァンパイアに扮した春日と、なりきりヴァンパイア春日軍団が登場した。

　ヴァンパイア春日軍団は総勢30人。全員同じ顔をした軍団による春日のギャグである“カスカスダンス”を披露し、春日だらけの軍団に会場は爆笑の渦に巻き込まれた。その圧巻の光景に、若林は「ちょっと怖いすね（笑）」とドン引きするほどだった。

　“ヴァンパイア春日を探し出せ大作戦”とばかりに、若林は、あの手この手で30人のヴァンパイアの中から本物の春日を探し始めた。ギャグのキレで本物を見分けようと“トゥース！”、“カスカスダンス”、“鬼瓦”をヴァンパイア軍団に次々とリクエスト。30人によるギャグのオンパレードにの迫力に、再び会場は盛り上がった。

　次に、春日の恥ずかしい過去の写真を公開すると、1人のヴァンパイアが止めに出てきた。そこで、若林は十字架を当てると「やめろ！　やめろ！　う〜」と床に転げ回り、「茶番はここまでだ！」と本物の春日がツッコミを入れながら登場し、会場の熱気は最高潮に達した。

　その後、行われたインタビューの内容は以下の通り。

――本作の見どころは？

若林：小さな子どもも観られると思って観始めたら、めちゃくちゃ怖かった！　カーチェイスなどのアクションも大掛かりで、怖くて見応えがあります！

春日：エンディングまで言っていいのかな？　ダメ？　じゃあ話せないな！　1時間46分、エンドロールまでドキドキ！　私からはこれ以上言えない。

――29日よりオンエア予定のCMは、真夜中に撮影されたそうですが、いかがでしたか？

若林：僕の最後のセリフが聞き取れないらしいので、しっかり聞き取ってほしいです（笑）

春日：私はCMで牙をつけておりますが、事前に型を取った特注です。ボンドでがっつり付けたので取る時が大変でございましたね。隣の歯が欠けてしまいました。

――血を吸うヴァンパイアにちなみ、血を吸いたい女性はいますか？

若林：いつも行く薬局の薬剤師さんがかわいいので、吸ってみたいですね（笑）

春日：あなた以外で、ということですよね？（司会者に視線を送る）

この時、司会者にサラッと受け流されてしまい、会場からはどよめきの声があがっていた。

――クリスマスの予定は？

若林：仕事ですねえ。夜遅くに仕事が終わるので、仲のいい友だちを招いてホームパーティをします。

春日：その時間、俺はラジオの仕事だな。

　最後に、ヴァンパイア春日軍団の結成を記念して、血がしたたるイメージの真っ赤なクリスマスケーキがプレゼントされると、春日は「おいしそう！」とコメント。ヴァンパイア軍団結成式は、軍団全員で「血ぃ〜吸ぅ〜！」のポーズを一斉に決めて、無事に幕を閉じた。

　オードリーが登場するCMは、12月29日（木）より放送される予定だ。

　映画『フライトナイト／恐怖の夜』は、2012年1月7日（土）より、全国で3D＆2D公開。

・映画『フライトナイト／恐怖の夜』 - 作品情報