最強コンビに忍び寄る影の正体とは？ 『シャーロック・ホームズ』最新作ポスター公開

　全世界で約400億ドルを超える大ヒットを記録し、日本でも最終興行成績21億6000万円という大ヒットを記録した映画『シャーロック・ホームズ』の最新作『シャーロック・ホームズ　シャドウ ゲーム』（2012年3月10日公開）のポスター画像が解禁された。本作は、アーサー・コナン・ドイルが生んだ世界一有名な名探偵をガイ・リッチー監督の手で、装い新たにダイナミックに描いた作品。前作から、さらにスケールアップし、“誰よりも頭のいい男”のはずだったホームズが、原作ファンには馴染み深い、モリアーティ教授らとの世界を股にかけた壮絶な戦いを繰り広げる。

　肉体派のシャーロック・ホームズとスタイリッシュなイケメンのワトソン医師という史上最強コンビが帰ってくる。舞台となるのは、ヨーロッパ。連続爆破事件が発生し、新聞の号外がアナーキストの犯行かと書きたてるが、名探偵のシャーロック・ホームズは、アイリーン・アドラーが事件に関わっていると推理する。彼女のあとを追って着いたのはオークション会場。そこで、アドラーは、高名な医師のホフマンスタールに報酬にと小包を渡す。しかし、その中身は爆弾だった。ホームズが爆弾を処理する間に、ホフマンスタールは何者かに殺され、アドラーは姿を消していた。残された手掛かりは、彼女から奪った“シム”という人物宛ての手紙だけだった。ホームズは、クラブでジプシー占いをしているシムを訪ねる。手紙を書いたシムの兄が、事件のカギを握っているらしい。だが、ホームズがシムを狙う暗殺者を撃退している間に、彼女は姿を隠してしまう。ある日、アドラーを死に追いやったというモリアーティから、手を引かなければワトソンの命も狙うと脅される。モリアーティは、世界各地で勃発している重大事件の数々の黒幕といわれている天才数学者であり、作家でもある。モリアーティの手下たちとの激しい銃撃戦を制したホームズとワトソンは、コンビを復活させる。2人は、ロンドン、パリ、ドイツ、スイスを駆け巡り、天才が仕掛ける壮大な陰謀に立ち向かっていく。

　世界で最も有名な名探偵、シャーロック・ホームズを演じるのは、ロバート・ダウニーJr.。彼は「数カ月間、ホームズはモリアーティ教授に病みつきだったんだ。その執着ぶりは、傍目からもよく分かるよ。今のホームズはすべてを犠牲にしてモリアーティを追ってきたんだけど、正気まで投げうってしまったんじゃないかな（笑）」と自身が演じるキャラクターを笑いながら説明した。

　また、ワトソン医師を演じるジュード・ロウは「今回のストーリーでもホームズとワトソンの関係が軸になると知って嬉しかったよ」とコンビ復活の喜びを語った。それに対し、ロバートは「ジュードに対する僕の気持ちは、ワトソンに対するホームズの気持ちと一緒だよ。彼のことは兄弟のように思っているよ。これ以上に息の合う相棒はいないね」とプライベートでも友人であることを明かした。監督は「ロバートとジュードは才能に溢れ、息もピッタリ。ふたりの逸材を得て撮影現場のモチベーションは上がった」と、最強コンビを絶賛している。

　今回、公開されたポスターでも2人の最強ぶりが伺える。そんな彼らに忍び寄るかのように、“もう一人の天才”といわれるモリアーティ教授と思われる影が対峙した仕上がりとなっている。

　グレードアップしたアクション、サスペンス、謎解きに期待したい。

　2012年3月10日（土）より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー。

・映画『シャーロック・ホームズ　シャドウ　ゲーム』 - 公式サイト

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