タテ・ヨコ・ナナメに装着可能な『7WAYモバイルバッグ』(ストラップヤネクスト販売)。

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多機能ケータイ、多機能デジカメ、それらを持ち歩けば、どこででも大抵の情報は入手できてしまう時代。こんな便利なアイテムだから、多くのユーザーは肌身離さず持っているわけだが、そんな大事な情報端末を7通りの方法で取り付けられるユニークな専用バッグがこのほど発売された。果たして、どんなふうに使うものなのか。

そのモバイル専用バッグとは、タテ・ヨコ・ナナメに装着可能な機能を有した『7WAYモバイルバッグ』(ストラップヤネクスト販売)で、ベルトにただ装着するだけでなく、肩に襷がけもできれば、カバンのストラップに取り付けもできるという優れもの。カラビナフック、斜めがけ用取り付けパーツ、マジックテープ式ベルト、スナップボタン式ベルトが本体に付いていることで、このような装着が可能になっている。

具体的には、
「ベルトにタテ付け」「ヨコ付け」「斜め付け」「カラビナフック付け」「ぶら下げ付け」「肩に襷がけ」「カバンのストラップ付け」の7通り。
さらに、このバッグ、ケータイが2台入る仕様になっている。
「企画した当時はiPhoneが流行り始めたときで、携帯電話との2台持ちをするユーザーが多くなってきていました。また、バッテリーがあまりもたないため、ポータブル充電器を一緒に持ち運ぶ用途も考慮して、2台仕様にしました」

特徴はそれだけではない。たとえばiPhoneを入れたとき、アップルマークがちょうど外から見えるようになっていたり、内側がクリーナーになっておりケータイを出し入れするたびに画面を磨いてくれる。さらにさらに、背面のベルトにイヤホンコードを巻きつけられたり、ワンポイントで本革を使用するといった細部にこだわったつくりになっている。

だが、このバッグが出来上がるまでにはかなり苦労したようだ。ストラップヤさんのデザイナーによるラフスケッチの書き直しの連続、カラーバリエーションの追求、そして山のようにボツになった試作品。最終的にどこの部分に一番苦労したのか同社に聞いてみると、
「大まかなデザインができてからの詰めの部分です。様々なサイズの携帯電話に対応させたかったので、本体のサイズにも苦労しました」とのこと。
やっぱりものづくりは大変な作業である。

そのような経緯で出来上がった多機能モバイルバッグ、自分流に使ってみてください!
(羽石竜示)