水道水と石で出来た除菌消臭剤を使用中。

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私の知人に、異様に“石好き”の男がいる。岩石とか化石とかが好きらしい。「道端の石ころにも、50億年の歴史がある」、「隕石を見るとジーンとする。だって星だぜ?」とか、急にそんなことを言われても面喰ってしまうのだが。

しかし、この石の素晴らしさは私にもわかった。「マナ・イニシアチヴ」が10月28日より発売している『おうちでつくれるAg+』は、特殊な石と水道水で作る除菌消臭剤。
何が特殊かというと、この石は炭化チタンと純銀でできているのだ。名前を「マナチュラ」と言い、元々は途上国で生きていくための安全な飲料水を作ることを目的に開発された物だそう。

では、使い方について。これが、本当に何てことはない。水道水の中に石を入れて1時間待てば、その水はすでに除菌消臭剤になっている。
「除菌消臭剤の作り方には、“燃焼合成”という技術を活用しています」(同社・担当者)
これは、宇宙で酸素を使わず燃焼を起こさせるために考案された技術。純銀を加えた石は電気を通す性質を持ち、その状態に水を加えると銀イオンが出来上がる。

ただ、すでに銀イオンの除菌効果に着目しているメーカーは数多い。洗浄の際に銀イオン水を加える洗濯機、ぬめり防止のために銀イオン水を散布するトイレ、銀イオン効果を利用する制汗剤というのも聞いたことがある。
「この商品が他社と異なるのは、水道水があれば銀イオン水が誰でも作れるという点です」(担当者)
しかも化学物質を一切使っていないため、前述のように飲料水として使用できるくらいに安全。食器にだって使うことができるのだ。

じゃあ、私も早速使ってみましょう! 自堕落な一人暮らし男子には、こういうアイテムがイチバン助かるのです。
まずは、付属のスプレーボトルにマナチュラを入れて、そこに水道水を注ぎ1時間待機。いやぁ、待ち遠しいな……。

ハイ、1時間経過しました。では、このスプレーボトルを持っての実験です。そこで用意したのは、タバコ。臭いが服や髪に付いてナカナカ離れない、独特の臭い。これを毛嫌いする嫌煙派の方も多いと聞きますが……。
というわけで、まずはプカプカとタバコを喫煙。その煙によってあえて服(ジャケット)に臭いを装着させました。そしてここからが、このスプレーボトルの出番! 明らかにタバコの臭いが染みついているジャケットに「シュッ、シュッ!」と銀イオン水を放つ。そして臭いを嗅いでみると……。ありゃりゃ、ビックリ! 本当に、無臭になっている。そして、元は普通に水なので、一張羅にも躊躇ナシに「シュッ、シュッ!」といけちゃうのが嬉しい。

また、コストパフォーマンス的にも嬉しい。何度も言うが、元々は水道水なのだ。だから、気になる時にタップリ使える。トイレを使うたびに「シュッ、シュッ!」、入浴後の浴室のタイルや浴槽に「シュッ、シュッ!」。やたらと使っていただきたい。
事実、購入された方からは「赤ちゃんの哺乳瓶やおしゃぶりの除菌に使っています」、「ダンナの枕の臭いが消えました!」、「ペットの口臭に効果がありました」といった反響が寄せられているそう。あまりにもな幅広い用途で、活躍しているようだ。

では、この「マナチュラ」1個で、どの位の量の銀イオン水を作ることができるのか? ……本当に小さい石なのだが、これで約50リットル分が精製できるという。付属のスプレーボトルの分(150ミリリットル)を1日で使い切ってしまうペースだと考えると、単純計算で333回分!

そんな『おうちでつくれるAg+』は、全国の書店か楽天やAmazonなどのオンラインショップにて販売されている。価格は、初回限定分が税込1,980円(通常価格は、税込3,980円)。

こんなにお得で使い勝手がいいというのに、除菌効果の強さも間違いない。銀イオンは、塩素の10倍の除菌力があるそうです。
(寺西ジャジューカ)