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歌手で女優のニコール・シャージンガー（Nicole Scherzinger）が、1973年に公開された伝説のミュージカル映画『ジーザス・クライスト・スーパースター』のリメイク版で、マグダラのマリア役で出演することが分かった。

ニコールはオリジナルの作曲を担当したアンドリュー・ロイド=ウェバー（Andrew Lloyd Webber）と「秘密裏に交渉」を重ねてきたとされている。同作は福音書に記されたイエス・キリスト（ジーザス・クライスト）の最後の7日間を大胆に翻案した作品となっている。ニコールと製作側の話し合いは、ここ半年も続いていたと伝えられている。

ニコールの歌とダンスの腕前は折り紙つきで、同作への出演にテンションが上がっているとみられている。「ニコールは（このミュージカルの）曲が大好きで、出演を強く望んでいたわ」とある関係者が英The Sun紙に語っている。「彼女は歌もダンスも同じくらい上手だから、ミュージカル出演はごく自然な流れだわ」

同作は2014年の公開が予定されているが、ニコールはそれまでの間も数々のステージに出演するようだ。映画業界はニコールがミュージカルで使用される曲を披露できるようなコンサートを企画できればと考えている。ニコールはすでにハリウッドに進出している。今年はウィル・スミス（Will Smith）やトミー・リー・ジョーンズ（Tommy Lee Jones）との共演で『メン・イン・ブラック』シリーズ第3弾となる『Men in Black III（原題）』の撮影にのぞみ、「近未来的な悪役」リリーを演じている。

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