浦和を決勝へ導いた梅崎司「こういう日のために苦しい日々があった」

　ヤマザキナビスコカップの浦和対G大阪が9日、埼玉スタジアムで行われ、浦和が2−1で勝利し決勝への切符を手にした。

　1得点1アシストを記録し、決勝進出の立役者となったのは梅崎司だった。浦和加入後、常に故障に苦しみながらもタイトル獲得のチャンスを自らの力でもぎ取った苦労人は、試合後のインタビューで以下のように語っている。

「めっちゃ嬉しかったです。感極まりました。ここまで来たからにはみんな一丸となって戦っていこうと話していた。楽しんでいこうと話していたので、パスもつながって楽しくできました」

「（ゴールのシーンは）良い形でボール奪ってから、セル（エスクデロ・セルヒオ）がシュートを打って絶対こぼれてくると思ったので。あとは流し込むだけでした」

「（アシストのシーンは）立ち上がりから体が切れていてシュートのイメージができていた。セルに当たりましたけど、良いゴールだったと思います」

「浦和に来たのはタイトルがほしくて来ましたし、（故障が続き）苦しい日々が続きましたけど、こういう日のために苦しい日々があったと思うので、優勝を勝ち取りたいと思います」

「ここまで来たからにはみんなで戦って優勝して喜びを分かち合いたいと思います」

[写真]=兼子愼一郎