現行C型スバルレガシィの目に見えない進化とは?

2011年7月4日 13時2分

スバルレガシィアウトバック「2.5i EyeSight S Package Limited」

先日（6月14日）マイナーチェンジが行われ、いわゆるC型に移行した現行レガシィですが、その内容は、一般ユーザーから見たら、殆ど変更が感じられない内容と思われます。ですが、実はスバルらしい、微妙な所も改良されているのをご存知ですか?

僕はBG型と呼ばれる、第２世代のレガシィから、BH型、BP型そして現行BR型と最近はレガシィばかりを乗り継いでいる、いわゆるスバリストと称される人間です。

レガシィに限らず、スバル車の殆どは年次改良と言うマイナーチェンジを毎年行っており、年次改良が進むごとにアプライドモデルと呼ばれる、車両形式の4桁目のアルファベットが進んでいきます（フルモデルチェンジして、すぐ買ってしまう僕のような人間は、この4桁目のアルファベットは大概「A」なワケですね）。

そのように毎年進化しているスバル車だったんですが、以前はこの年次改良でフルモデルチェンジ並みの改良がされることもままありましたが、最近ではそれまでのモデルと内容的にはほとんど変わらず、塗色変更や、グレードの追加等がほとんどの場合が多くなってきております。

今回登場したC型レガシィを見ると、外観上ではドアミラーの形状変更、内装ではLパッケージ車の加飾パネルが、B型までの木目調から、チタン調へ変更。アイサイト、サンルーフの同時装着オプション新設定。見えない所ではアイサイトの制御の反応速度向上、オートライトの反応制御変更、そして、特別使用車アウトバック2.5i・2.5iアイサイトSパッケージリミテッドの設定。

と、ここまではそれほど大きな進化、というほどでもないかと思っていました。

しかし、よく調べてみるとスバリストにはもっと気になる変更が・・・。

実は、足回りにかなりの変更が加えられており、フロントスタビライザーの取り付け剛性アップ、リヤサスアームの軽量化、リアラテラルリンクブッシュのピロボール化。

久々にスバルらしい年改の内容に、スバリストとして嬉しさを覚える反面、それらのパーツ群がA型である、ウチのレガシィに流用できるのかが気になって仕方がありません。というか、むしろそればかり気になってます。

その可否については、近日中に調べておきますので、乞うご期待!?

（井元貴幸）