弱みは克服するな!〜人と組織の成長戦略〜/松本 真治
新年度が始まり、新しい職場や新しい役職・立場に異動された方も多いだろうが、1カ月強が過ぎ、ようやく新しい環境に慣れてきたころではないだろうか。能力を発揮し成果に結び付けていくのはこれからであろうが、新しい人間関係がうまくいかず、十分に能力を出しきれていないと感じている方も多いのではないだろうか。特に部下を持つ方は、自身よりもメンバー個々人の能力を十分に引き出していけるかどうかは死活問題である。
先日、某大手書籍売り場に行くと、ビジネスの平積みのコーナーをみて驚いた。新刊本に交じって、かなり前に発刊された本が平積みされているのである。ドラッカーの本と「さあ、才能に目覚めよう」である。
ドラッカーは、関連本の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の売れ行きの影響もあるが、「さあ、才能に目覚めよう」は、2001年に発売された本である。「あなたの5つの強みを見出し、活かす」との副題が示す通り、強み発見の指南書として知る人ぞ知る名著である。200万人超の調査から人の強みは34に収斂されるということで、その内、誰しも持っている5つの強みを発見し、伸ばしていくことが才能を発揮するために重要であるというのが本書の主張である。
強みを活かすことの重要性、必要性が、日本においても注目されつつあるということは、大きな進歩であり、潜在的な今後の成長を秘めている。しかし、実際に変化が起きているかというと、まだまだである。
世界的にみても現実は厳しい。世界規模の調査会社であるギャラップ社が以前1700万人以上の企業組織で働く従業員に「最も得意な仕事をする気かに毎日恵まれているか」という調査を行ったところ、「YES」と回答したのはわずか20%であった。要するに、現実には、わずか20%しか、自分の強みを発揮できていると感じていないのである。
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ドラッカーは、関連本の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の売れ行きの影響もあるが、「さあ、才能に目覚めよう」は、2001年に発売された本である。「あなたの5つの強みを見出し、活かす」との副題が示す通り、強み発見の指南書として知る人ぞ知る名著である。200万人超の調査から人の強みは34に収斂されるということで、その内、誰しも持っている5つの強みを発見し、伸ばしていくことが才能を発揮するために重要であるというのが本書の主張である。
強みを活かすことの重要性、必要性が、日本においても注目されつつあるということは、大きな進歩であり、潜在的な今後の成長を秘めている。しかし、実際に変化が起きているかというと、まだまだである。
世界的にみても現実は厳しい。世界規模の調査会社であるギャラップ社が以前1700万人以上の企業組織で働く従業員に「最も得意な仕事をする気かに毎日恵まれているか」という調査を行ったところ、「YES」と回答したのはわずか20%であった。要するに、現実には、わずか20%しか、自分の強みを発揮できていると感じていないのである。
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