受容〜受け容れる〜、今、日本人に必要なことです。

◆本投稿記事は、毎日更新中のZ会ブログ
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の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。


民主党の大勝で終わった選挙からまもなく1週間が過ぎようとしています。
様々なメディアで「政権交代」「鳩山政権誕生へ」という類の記事を拝見した影響か、深夜までTVをかじりついて見た今週日曜日のことや、長い間続いていた自民党政権時代がかなり前のことだったような錯覚すら覚えています。


さて、投開票の様子を伝える選挙番組。
最近では視聴者からのネットでの投稿意見を流す番組も増えてきました。
中でこういう意見が流れました。

「民主党を良くするも悪くするも国民次第」

この意見を見て、うんうんそうだよね、と、短くても共感できる意見だな、と素直に感じました。


一夜明け。『AERA』を購入しました。
巻頭に養老孟司氏の「大脳博物館」という特集コラムがあります。
その中にこんなコメントが。

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この号が出るころには、総選挙の結果が明らかになっているはずである。政局については昔から何歩も引いてみるクセがついているので、政権交代しようがしまいが、私はあまり興味がない。ただ、「誰か」を選んだことからは引き返せない。結果は粛々と受け止めなければならない、というのが一貫したスタンスだ。
===

さすが養老先生、どっしり座っているなあ。。。と感じると同時に、選挙番組で紹介された投稿意見と共通する姿勢が伺えました。


受容する。受け容れる。


この姿勢です。


止まった経済成長。ましてや今、不景気から完全に脱したとはいえない経済情勢。
少子高齢化社会。
積もり積もった国の借金。

稼いだお金はなんだかいっぱい税金で取られるような感覚。
世の中に欲しいものがないような感覚。

様々に「ヤだなあ…」「不安だなあ…」と感じることはありますが、

受容する。受け容れる。


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