実は流行色は2年前に作られる!!/山田 美帆
いよいよ秋、店頭ではすでに秋色の商品が棚を賑わせています。今秋の流行色は「パープル」。しかし、その流行色は、いつ、だれが、どのように決めるのか、と疑問に思ったことはありませんか?今回は、その「流行色」についてのお話です。
皆様こんにちは。カラーコンサルタントRosa の山田美帆です。
9月に入りだんだん涼しくなり
秋の気配がするようになりましたね。
店頭に並んでいる洋服も、夏のはじけるようなカラーから、
紅葉のような深みのある色に変わり、
ここにも秋を感じることができます。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
今年の秋は去年に引き続きパープルが流行しています。
なぜシーズンもはじまってない頃から、
どの色が流行るってわかるのでしょう?
実は流行色は、意図的に作られているのです。
しかもそれは2年前に決定されるのです。
インターカラー(International Study Commission for Colorの略で、
日本語では国際流行色委員会)といって、
1963年に創設された機関が会議を開いて話し合います。
現在の加盟国は、中国、イギリス、フィンランド、フランス、ドイツ、
ハンガリー、イタリア、日本、韓国、ポルトガル、スイス、タイ、トルコ
の13カ国とされています(英名音順)が、年によって加盟国は変動します。
それを踏まえて、日本ではJAFCAという機関が、
日本のライフスタイルや消費動向を考えながら選定していくのです。
ですから日本の流行色は1年半前に決まります。
なぜ流行色を決める必要があるのかといいますと・・・
それは、ファッションはもちろん、
インテリアや電化製品や車などの開発にも関係してくるのですね。
色が決まっていれば、むやみやたらに商品を作ることを避けられます。
ですから私たちはある意味「メーカーの策略に踊らされている」とも言えますね。
ただ、その選定の際に予測できないこと、例えば経済などの状況によって
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皆様こんにちは。カラーコンサルタントRosa の山田美帆です。
9月に入りだんだん涼しくなり
秋の気配がするようになりましたね。
店頭に並んでいる洋服も、夏のはじけるようなカラーから、
紅葉のような深みのある色に変わり、
ここにも秋を感じることができます。
今年の秋は去年に引き続きパープルが流行しています。
なぜシーズンもはじまってない頃から、
どの色が流行るってわかるのでしょう?
実は流行色は、意図的に作られているのです。
しかもそれは2年前に決定されるのです。
インターカラー(International Study Commission for Colorの略で、
日本語では国際流行色委員会)といって、
1963年に創設された機関が会議を開いて話し合います。
現在の加盟国は、中国、イギリス、フィンランド、フランス、ドイツ、
ハンガリー、イタリア、日本、韓国、ポルトガル、スイス、タイ、トルコ
の13カ国とされています(英名音順)が、年によって加盟国は変動します。
それを踏まえて、日本ではJAFCAという機関が、
日本のライフスタイルや消費動向を考えながら選定していくのです。
ですから日本の流行色は1年半前に決まります。
なぜ流行色を決める必要があるのかといいますと・・・
それは、ファッションはもちろん、
インテリアや電化製品や車などの開発にも関係してくるのですね。
色が決まっていれば、むやみやたらに商品を作ることを避けられます。
ですから私たちはある意味「メーカーの策略に踊らされている」とも言えますね。
ただ、その選定の際に予測できないこと、例えば経済などの状況によって
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