「貝柱がいる」シーフードヌードルは、なぜ、歓迎されたのか?/金森 努
♪ ここに 貝柱がいる 貝柱がいる たしかにここに いる〜 ♪
水夫姿の木村拓哉が朗々と歌い上げるCMが印象的な日清・シーフードヌードル。貝柱をプラスしたという製品改良に反対する意見は全くといっていいほど聞こえてこない。それはカップヌードルの肉が「ダイスミンチ」から「コロチャー」に変更された時と全く異なった様相を呈している。
カップ麺のパイオニアである日清食品は、「新・うまい! カップヌードル」というコンセプトのもとに製品仕様の改良を進めている。その一環として、「カップヌードル シーフードヌードル」に、「貝柱」を加えた。それは1984年の発売以来、25年の間に幾度も繰り返された改良の中でも画期的な改良であるといえよう。同社のニュースリリースによれば、<「貝柱」は具材としておいしいだけでなく、うまみがスープに溶け込むことで、コク深いおいしさを演出します>とのことで、食べてみれば確かに味わい深くなっているのがわかる。
カップヌードルの製品改良といえば、「新・うまい! カップヌードル」の第一弾として「カップヌードル」の肉を、独特のフニャっとしたしながら、どこか芯が残るような食感をもった肉「ダイスミンチ」からコロッとしたチャーシュー、「コロ・チャー」に変更した時の市場の反応が思い出される。多くのカップヌードルファンが製品改良のニュースリリースに対して一斉に反対の異見を表明したのである。
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水夫姿の木村拓哉が朗々と歌い上げるCMが印象的な日清・シーフードヌードル。貝柱をプラスしたという製品改良に反対する意見は全くといっていいほど聞こえてこない。それはカップヌードルの肉が「ダイスミンチ」から「コロチャー」に変更された時と全く異なった様相を呈している。
カップ麺のパイオニアである日清食品は、「新・うまい! カップヌードル」というコンセプトのもとに製品仕様の改良を進めている。その一環として、「カップヌードル シーフードヌードル」に、「貝柱」を加えた。それは1984年の発売以来、25年の間に幾度も繰り返された改良の中でも画期的な改良であるといえよう。同社のニュースリリースによれば、<「貝柱」は具材としておいしいだけでなく、うまみがスープに溶け込むことで、コク深いおいしさを演出します>とのことで、食べてみれば確かに味わい深くなっているのがわかる。
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