■X02HTの特徴をみる


X02HTのハードウェア特徴をみてみよう。


●前面
本体前面には、2.4型QVGA液晶とQWERTY配列キーボードを搭載し、手のひらサイズを実現している。重量は120gと通常の携帯電話よりも軽い。本体の幅は一般の携帯電話の50〜55mm前後に比べ63mmと10mmほど広くなっている。
X02HT 本体X02HT 手にスッポリと収まるサイズ


●側面の操作
本体の厚みは13.9mmで、折り畳み型の携帯電話に比べて半分ほどの厚みとなる。この薄さがやや幅のある本体のホールドを安定させるために役立っている。本体が薄いことで、キーボード入力する際に指が側面にかからなくても本体を保持できる。とはいえ、側面に指をかけられないので、55mm前後の携帯電話に比べると入力時の安定度はやや劣る。
左側面には、電源ボタン、microSDスロット、マナーモードボタン外部ストレージは、microSD


右側面には、JOGGRパネル、カメラボタンJOGGRパネルは、エンター、上下スクロール、キャンセル


●シンプルな上部と底部
上部には、ヘッドフォンと充電および同期兼用のminiUSB端子を備える。端子カバーは樹脂製だが遊びがないので開閉は確実にできる。
底部中央にあるボタンは、電池ふたのロック解除ボタン。電池ボタン左にストラップホールにみえる部分があるが、標準のストラップホールではないので利用する場合は自己責任となる。
上部のminiUSB端子底部のバッテリーふたロック解除ボタン


●背面
背面の8割ほどは電池ボックスとなっている。底部のボタンで電池カバーを開けることができる。バッテリーは、リチウムイオンポリマー製で、容量は1050mAh。
バッテリーの右上部にはSIMカードスロットが搭載されている。ロックバーは樹脂製。
電池ふたを開けるSIMカードスロット


●カメラ
背面上部には、200万画素 CMOSのデジタルカメラが搭載されている。本体右側面下のカメラボタンでダイレクトに起動することができる。撮影画面でのモニタースルーは滑らかだ。
撮影解像度は、1600×1200、1280×960、640×480、320×240、160×120ピクセル。ズームはデジタル10倍をサポート。動画機能は、174×144、128×96ピクセルで保存形式は MPEG-4、H.263、Motion-JPEG。
背面のカメラ撮影モード画面