ブルージェイズ岡本和真内野手(30)が13日(日本時間14日)のオリオールズ戦で32号本塁打を放ち、ホワイトソックスの村上宗隆内野手を抜いて日本人トップとなるとともに、昨年カブス鈴木誠也外野手がマークした日本人右打者最多本塁打記録にも肩を並べた。

 ブルージェイズの新人最多本塁打記録は8月18日に25号を放ち早々と塗り替えたが、打点もこの日の32号で85打点として2002年のE・ヒンスキーの84打点を更新した。

 残り12試合となった13日時点で、本塁打、打点以外に球団新人記録更新が期待されるのは、

 ▼試合出場=153(岡本144)

 ▼塁打=272(同244)

 ▼長打=64(同56)

 ▼長打率=・481(同・464)

 などがある。

 来年のブルージェイズのメディアガイドの新人記録のコーナーにOkamotoの名前が多く掲載されそうだ。

 岡本には球団記録だけでなく今季、レッズのS・スチュワート内野手がクリアした「新人30本塁打&100打点」にも期待がかかる。

 StatMuseのデータによれば、スチュワートが歴代15人目となる快記録。新人王が始まった1947年以降の選手を列記すると、

 ◆1950年=W・ドロポ(レッドソックス)34本、144点。A・ローゼン(インディアンス)37本、116点。

 ◆1983年=R・キトル(ホワイトソックス)35本、100点

 ◆1986年=J・カンセコ(アスレチックス)33本、117点

 ◆1987年=M・マグワイア(アスレチックス)49本、118点

 ◆1993年=M・ピアザ(ドジャース)35本、112点

 ◆2001年=A・プホルス(カージナルス)37本、130点

 ◆2014年=J・アブレイユ(ホワイトソックス)36本、107点

 ◆2017年=A・ジャッジ(ヤンキース)52本、114点

 ◆2019年=P・アロンソ(メッツ)53本、120点

 ◆2026年=S・スチュワート(レッズ)31本、107点

 1950年に144打点で打点王も獲得したドロポが受賞するなど、同一年に記録したローゼン以外、すべての選手が新人王となっている。

 今季のナ・リーグはスチュワートの受賞が確実視されているが、ア・リーグはタイガースのK・マゴニグル内野手が2割7分2厘、17本塁打、65打点、12盗塁でこれまでは有力視されていた。9月に入って4発7打点の岡本が100打点の大台を超えるようなら一気に本命に躍り出るのではないだろうか。

 ※参考資料=StatMuse

 蛭間豊章=ベースボールアナリスト