沖縄県知事選で14万票超の大差で敗れた玉城デニー氏は、落選会見で敗因にSNSの影響を挙げ、有権者の選択がゆがめられたと懸念を示した。だが選挙戦では玉城陣営自身も「裏取引」「琉球処分」「裏事実」など、証拠のない情報を公式アカウントや演説で発信していた。デマ批判の基準は、なぜ自陣営には向かないのか。SNSではなく、票と争点からこの選挙を読み直す。