先発を外れ、ベンチから試合を見つめる大谷。左は佐々木(提供・共同通信社)

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 「ドジャース3-2カージナルス」(3日、ロサンゼルス)

 ドジャース大谷翔平投手(32)はロサンゼルスでのカージナルス戦を欠場した。7月30日のマリナーズ戦以来、31試合ぶりの完全休養。これまで明らかになっていた左膝と右上腕のほかに首の故障が新たに判明し、ロバーツ監督は「明日の予定は分からない」と未定を強調した。試合はド軍が今季8度目のサヨナラ勝ちで同一カード3連敗を阻止した。(ロサンゼルス・小林信行)

 「明日は出場しない」。前日の試合後にスマホに届いたロバーツ監督からの欠場通告に、敬礼ポーズの絵文字で返答した。31試合ぶりの完全休養。ドジャーブルーのパーカを着た大谷はベンチの端でリラックスした表情で戦況を見守った。

 前日の試合で今季初の1試合4三振。8月18日の試合で6年連続30本塁打を達成した後は12試合連続ノーアーチ&0打点だ。今季最長のスランプ。心身を休める時間が必要だった。

 ロバーツ監督は試合前の会見で、前日に目にした大谷の異変を説明。「右上腕と首のあたりに力が入らないような感覚があった。思い通りに動かない。顔をしかめたり、腕を振ったりしたのはそれが原因だった」。これまで公になっていた左膝と右上腕のほかに新たに判明した首の“故障”。満身創痍(そうい)で打席に立ち続けていた。

 指揮官は負傷者リスト入りを否定したが、試合後は「まだ明日の予定は分からない。今日は(トレーニングなど)何もしなかった。先のことは決めず、まずは明日どういう状態で球場に来るかを見たい」と、復帰未定を強調。さらなる欠場を示唆した。

 大谷を欠いた打線は八回まで1点に抑えられながら、逆転サヨナラ勝利で同一カード3連敗を阻止。大谷もベンチから満面の笑みで歓喜の輪に加わった。試合終了からわずか4分後の超速帰宅。「お疲れしたー」。家路を急ぐその表情に暗さはなかった。