今後に大きな期待…初陣のGK鈴木彩艶に賛辞の声「素晴らしいデビュー戦」
8月19日にパルマ・カルチョからアストン・ヴィラへの加入が発表された鈴木は、同23日に行われたプレミアリーグ第1節のブライトン戦(●0-4)では出場機会がなかったなか、同31日に行われた第2節のアーセナル戦ではスタメンに名を連ね、プレミアリーグに出場した初の日本人GKとなった。
アストン・ヴィラは開幕から2連敗スタートとなったが、『スカイスポーツ』のアダム・ベイト記者は試合後、「プレミアリーグのデビュー戦としては、これほど過酷な状況もそうないだろう」と鈴木の状況を慮りつつ、素晴らしいデビュー戦だったと評価している。
「ワールドカップ優勝を経験したGKエミリアーノ・マルティネスの代役として、王者アーセナルを相手に、熱狂的なサポーターが集うホルト・エンド(本拠地ヴィラ・パークの有名な2層構造のスタンド)の目の前でプレーしたのだからね。しかし、鈴木はアストン・ヴィラの一員として見事なパフォーマンスを見せた」
「試合序盤、クロスを弾き損ねる場面もあったが、直後にニアポストへのヘディングシュートをバーの上へと弾き出すと、ヴィラのファンからは『世界一』というチャントが湧き起こった。これはかつてヴィラ・パークでマルティネスに向けられていた人気のチャントをもじった、遊び心のあるものだった」
「前半の終盤には、そのチャントにさらなる説得力が加わる場面があった。鈴木が左サイドのジョージ・ヘミングスに驚くべき威力で鋭いパスを通した。左右両足を使ったパス出しは、すでにチームの大きな武器になりそうな予感を漂わせている」
「後半には強烈なシュートを一度こぼしてしまったものの、直後にはオフサイドの判定が下されたが、カイ・ハヴァーツとの一対一の場面では見事にシュートを阻止した。敗戦という結果には終わったが、ヴィラの新しいGKにとって、今後に期待を抱かせる素晴らしいデビュー戦となった」

