夫婦問題カウンセラーの岡野あつこが、YouTubeチャンネル「岡野あつこチャンネル」で、「『もうこの妻とは暮らせない』定年後に熟年離婚を考え始める40・50代夫の本音がやばすぎた...」と題した動画を公開した。動画では、定年や子どもの独立を控えた夫が、妻との老後に限界を感じる5つの心理と、夫婦関係修復の糸口を解説している。

動画は、40代・50代の夫が「この先ずっと妻と二人では無理かもしれない」と感じ始める心理状態に焦点を当てている。岡野は第一の理由として、定年が近づくにつれ夫が「家が休める場所か」を見極め始める点を指摘する。長年家庭を支えてきた妻にも不満はあるが、帰宅直後に不機嫌な空気を感じると、夫は「ここでも休めないのか」と逃げ場を失ってしまうという。

続いて、会話が苦痛になることで夫が妻との未来を想像しなくなる悪循環について言及。「それ前にも言ったよね」などと会話を否定され続けると、夫は次第に口を閉ざしてしまう。さらに、定年後の生活に不安を抱く妻が「毎日散歩して」「昼ご飯は自分でなんとかして」とルールを押し付けると、夫は「邪魔者扱いされている」「管理されている」と感じ、老後への楽しみを失うと解説した。

最も深刻なのは、妻といる未来に希望が持てなくなることである。夫は「この人と老後を支え合えるのだろうか」と孤独や不安を抱え、結果として趣味や仕事に逃げ込むようになる。岡野は「熟年離婚の前兆は夫の沈黙の中に出ている」と断言し、怒鳴るのではなく静かになることこそが、分かり合うことを諦め始めた危険なサインだと警鐘を鳴らした。

関係を修復するためには、妻が夫の沈黙を「何も考えていない」と決めつけず、「最近、家で休めてる?」と知るために問いかけることが重要だという。一方、夫も自身の気持ちを言葉にする責任がある。熟年離婚は突然の出来事ではなく、小さな沈黙に気づけるかどうかが、老後の夫婦関係を大きく左右する鍵となるようだ。

チャンネル情報

夫婦問題研究家®/公認心理師・岡野あつこが、夫婦関係の悩みや離婚に関するリアルな情報を発信。34年で4万件以上の相談実績を持つプロが、岡野メソッドによる夫婦円満の秘訣や、修復・離婚の判断と対処法をわかりやすく解説します。