台湾の荘さんがグランプリ ひろしまアニメシーズン・環太平洋アジアユース部門
同映画祭の公式サイトによると、コンペティションには110の国・地域から3181作品の応募があった。主催者側が、短編、長編、環太平洋アジア・ユース、日本依頼作品の四つのコンペティションに作品を振り分けた。環太平洋アジア・ユースは、同地域で製作された学生作品やデビュー作が対象。
「霧の日」は、荘さんが大学院の卒業制作として手がけた。通勤途中に目にする都市の喧騒と自然豊かな田舎を背景に、環境の静けさと不安を描き、生命に対する迷いや戸惑いについて考察した作品で、石膏ボードを削ったりパステルを拭き取ったりする技法を用いたという。
荘さんは、映画祭の主催者やこれまで支えてくれた教師、監督、クリエーターらへの感謝を表明。これまでの道のりで多くの人が評価やチャンス、励ましを少しずつ与えてくれたとした上で、そうした小さくも貴重なサポートが積み重なり、世界の舞台に進んで創作を続けていく勇気になったと話した。
(王宝児/編集:田中宏樹)

