中国独自開発の次世代型多機能深海エンジニアリング船が引き渡し
中国海洋石油集団(CNOOC)は8月21日、中国で自主開発された次世代型多機能深海エンジニアリング船の海洋石油292が江蘇省で完成し、引き渡されたことを明らかにしました。これにより中国における水中工事や海洋稼働施設に対する専門的なサービス提供能力が一段と向上し、深海のエネルギー資源開発の加速に向けた重要な装備面の支えが整いました。
「海洋石油292」は二重船体構造と単胴流線型デザインを採用し、全長126メートル、型幅28メートル、排水量は1万7600トン超で、甲板面積は標準的なバスケットボールコート約5面分に相当します。また、先進的な電動全旋回推進システムとDP2自動船位保持システムを搭載することで、世界中の海域を無制限に航行できます。さらに400トン級クレーンが装備されているほか、3000トン級ケーブル巻き取りドラム、無人潜水機、海底削岩機などの先進機器を事前に搭載でき、深海域における海洋開発、建設、保守点検、緊急対応といった多彩な作業能力を備え、多様な海域での海底パイプラインやケーブル、海中構造物の据え付け、海底調査、輸送支援など海洋工事の全過程における総合作業に対応しています。
多機能深海エンジニアリング船の海洋石油292は引き渡されて稼働を開始した後、中国の渤海などの海域へ向かい、海洋石油やガス開発の建設作業に従事する予定です。(提供/CGTN Japanese)

