フォルクスワーゲン「ゴルフR」の限定車「ゴルフ Rブラックエディション II」

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キング・オブ・ゴルフともいえる500台の限定車「ゴルフRブラックエディションII」

 2026年6月30日、フォルクスワーゲン ジャパンは、高性能ハッチバック「ゴルフR」に500台の限定車「ゴルフRブラックエディションII」を設定し、同日、販売を開始しました。
 
 その後のユーザーからの問い合わせや最新の納期について、首都圏のフォルクスワーゲンディーラーに問い合わせてみました。

 2021年6月、歴代8代目となった「ゴルフ8」が日本市場でデビューし、翌2022年10月にゴルフ8のラインナップにおいて頂点に君臨するモデルとして「ゴルフ8 R」がデビューします。

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 ゴルフ8のデビュー3年後となる2024年7月、通称「ゴルフ8.5」にマイナーチェンジを実施。翌2025年1月、このモデルをベースにデビューしたのが「ゴルフ8.5 R」です。

 ゴルフ8.5 Rの外観はヘッドライトのデザインを刷新し、フロントのVWエンブレムにイルミネーションを追加。前後バンパーやリアコンビネーションライトも意匠変更を受け、先代に比べてよりシャープでスポーティな印象に仕上がっています。

 オプション設定される19インチ鍛造アルミホイール「Warmenau(ヴァルメナウ)」は1本あたりわずか8kgという軽量設計で、ブレーキローターの冷却効率を高めるデザインも採用されています。

 内装は、ダッシュボード中央のコントロールパネルが12.9インチへと拡大され、空調やドライビングプロファイルの操作をソフトスイッチで直感的に行えるようになりました。さらにモニター下部のタッチスライダーにはイルミネーションが加わり、夜間の操作性が大きく向上しています。

 また、生成AIの「ChatGPT」を組み込んだ音声アシスタンス「IDA」にも対応しています。

 そして今回限定発売されたゴルフR Black Edition IIは、2025年に403台限定で展開された「ゴルフR Black Edition」に続く第2弾で、今回は全国500台限定での導入となります。

 このモデルの特長として、日本仕様の通常モデルでは選択できない「パフォーマンスパッケージ」を標準装着している点が挙げられます。これまで限定車にのみ設定されてきた特別な装備であり、ゴルフRの走りをより深く追求したいユーザーにとって見逃せないポイントといえます。

 パワートレインは、総排気量1984ccの2リッター直列4気筒ターボエンジンが搭載されていますが、よりパワーアップされた結果、最高出力を13馬力引き上げ、333馬力/5600〜6500rpmを発揮します。

 また、最大トルクは従来と同じ420Nmを維持しながら、発生回転域を2100〜5500rpmへと拡大し、より高い回転域まで力強さが持続する特性となっています。

 7速DSGと4WDシステム「4MOTION」との組み合わせにより、0-100km/h加速はハッチバックモデルで4.6秒を実現しています。

 さらに4MOTIONに加えて、電子制御ディファレンシャルロック「XDS」とアダプティブシャシーコントロール「DCC」を「Vehicle Dynamics Manager」が統合制御することで、高い次元のコーナリング性能を発揮します。

 そして、最高速度も通常モデルから20km/h引き上げられた270km/hを実現しています。

 外観も手が加えられており、ミラーハウジング、ヘッドライト内加飾、Rブレーキキャリパー、フロント/リアのブランドバッジ、19インチ鍛造ホイール「Warmenau」をブラックで統一。

 また大型ブラックツートーンリアスポイラーを装備することで、標準のゴルフRを上回るダウンフォースを発生させ、高速域の安定性とコーナリング性能の向上に貢献しています。

 リアにはアクラポビッチ製チタンエキゾーストシステムを採用し、軽量化に加えてアクセル操作に連動して変化するサウンドがドライビングの高揚感を高めます。

 内装においてもカーボンデコラティブパネルを採用し、スポーティかつ上質な空間を演出しています。

 また、Rモデルとして初めてマイクロフリース仕上げのマルチファンクションステアリングホイールを装備し、優れたグリップ性と心地よい触感でスポーツドライビング時の操作性を高めています。

 ボディカラーはRモデル初採用となる「ドルフィングレー メタリック」と、R専用色の「ラピスブルー メタリック(有償オプションカラー)」の2色を設定。

 ボディサイズは全長4295mm×全幅1790mm×全高1460mm、ホイールベースは2620mmです。

 全国限定500台で、車両本体価格は789万9000円です(消費税込み)。

 500台という限定モデルだけに争奪戦も予想されますが、ユーザーの反響について、7月下旬に首都圏のフォルクスワーゲンディーラーにも問い合わせてみました。

「『800万円のゴルフかぁ…』と驚かれることも少なくありませんが、アクラポビッチ製のチタンエキゾーストも、後から取り付けるとなると100万円単位の出費になりますし…。

 本気でご購入を考えていらっしゃるお客様は躊躇なくオーダーを入れてくださいました。当店では完売ですが、他店ではまだ枠が残っている可能性があります」。

 他のフォルクスワーゲンディーラーにも問い合わせてみました。

「前回の限定車を買い逃した、買えなかったお客様がほとんど即決でご契約されました。お客様によると『純内燃機関のゴルフの最強モデルに乗っておきたい』が決め手とのことでした。

 たしかにウチのスタッフのなかにも『買えるなら欲しい』という者が何人かおります。

 安い金額ではありませんが、『今しか味わえない』モデルとなる可能性が高いので、迷っていらっしゃるとしたら今からでも動いてください(当店は完売しました)」。

 2世代前の「ゴルフ6」の時代のゴルフRは500万円台。それでもかなり驚いたものですが、それが今や…。

 とはいえ、今しか買えないスペックの持ち主であることはたしか。

 500台限定なので、全国のフォルクスワーゲンディーラーのなかでまだ在庫を持っている可能性を信じ、根気強く探してみてください。