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熊本地震を受けて、大分県別府市のホテルでは宿泊予約のキャンセルが相次ぐなど、観光への影響が続いています。

【写真を見る】宿泊キャンセルは8000人超 当初は9割近い予約件数も…熊本地震で稼働率は半減以下に

「稼働率は例年の50%未満…」

国内屈指の温泉観光地である別府市。2025年にリニューアルしたおにやまホテルでは、当初、かき入れ時のお盆期間に、9割近い予約が入っていましたが、7月28日に発生した熊本地震の直後からキャンセルが相次ぎ、お盆期間を中心に、8月だけで700人が宿泊を取りやめました。

(おにやまホテル橋本美香若女将)「震災後、お客様のキャンセルが相次ぎ、例年の稼働率より50%未満で営業している状況です。どうしようかなと思っています。別府は元気に営業していますので、ぜひみなさんに遊びに来ていただきたいと思います」

県旅館ホテル生活衛生同業組合によりますと、別府市や由布市を中心に、これまでに8000人を超える宿泊キャンセルが出ているということです。

一方、地震を受けて熊本から県内に宿泊地を変えた観光客の姿も見られています。

(愛知県からの観光客)「熊本に行けなくなったので急きょ別府に変更しました」

(広島県からの観光客)「大分もそれなりにキャンセルがあるという話なので、むしろ旅行に行かないとねと思って来ました。地獄めぐりを歩いて回って佐賀関に行って帰ろうと思います」

お盆の県内観光地は、例年とは違う風景となりそうです。

1000万円以上のキャンセルが…

県旅館ホテル生活衛生同業組合は、今回の熊本地震を受けて、別府市や由布市など県内388施設の組合員を対象に聞き取り調査を行っています。

宿泊キャンセルの件数や人数、金額を集計中で、現在の回答率は30%ほどにとどまるものの、キャンセルの人数は少なくとも8000人にのぼっています。

お盆期間中のキャンセルも相次いでおり、影響はさらに広がるとみられています。

今回取材した別府市のおにやまホテルによりますと、8月だけで700人以上、金額にして1000万円以上のキャンセルが出ています。

夏休み期間中の観光業はかき入れ時でもあるため、今後の客足の回復が期待されます。