函館に到着して馬房で管理馬とリラックスムードの国枝栄厩務員

写真拡大

 3月の定年引退後、美浦・小島茂之厩舎の厩務員に転身した国枝栄元調教師(71)が函館に初遠征。12日の12時過ぎに担当馬ジャストピーチー(牝2歳、父ストラクター、母ラペーシュ)を引きながら馬運車アパパネ号から降り立った。

 11日の19時に美浦を出発。フェリーなどを経由した17時間の長距離輸送となったが、小島厩舎の滞在スタッフ総勢7人に出迎えられ、国枝厩務員は「順調は順調。寝られたし、快適だったよ。(調教師の時は)函館は来ても競馬だけですぐ帰っていたし、2週間の滞在っていうのは面白いよね」と笑顔をのぞかせた。

 厩舎スタッフと同じように厩舎に寝泊まりし、いつもと違う2週間を過ごす。「出張に行った時の移動手段として自転車も購入した」と笑わせ、「やったことないことだから面白い。仕事が一番。馬の面倒を見ることが仕事なので」と職人の表情を見せた。

 担当馬2頭は22日の札幌競馬に出走。5R新馬戦で岩田望を背にデビュー戦を迎えるジャストピーチーには「カイバも食べていて、輸送はクリアできた。順調。乗り味もいいし、芝千五ぐらいで。俺しか乗っていないので仕上げが甘いかな(笑)」と素質は感じている様子。ひと足先に到着し、函館で調整を続けるトゥザファイナル(牡2歳)は1Rにルメールとのコンビで出走予定。来週の札幌競馬場は大いに盛り上がりそうだ。