ブラジル戦では腕章を巻いてプレーした堂安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 北中米ワールドカップで日本代表の10番を背負った堂安律が、自身のYouTubeチャンネルで5大会連続出場を飾った長友佑都と対談。大会を振り返った。

 優勝を目標にW杯に挑んだ森保ジャパンは、1勝2分けでグループステージを突破したものの、ラウンド32でブラジル代表に1−2と敗戦。前半に佐野海舟のゴールで先制するも、防戦一方となった後半に逆転を許し、力尽きた。

 長友に「なんで勝てなかったんですか」と投げかけた堂安は、自身の思うところを語った。

「僕もオフにいろいろ考えたんですよ。僕らの抱えていた選手で、いろいろな戦術を持っていて、違う選択をしていれば勝てたと思うのか。全部、最適な作戦で最適な選手を起用していって、違う道があったと考えるのか。僕の考えは、日本代表がいま持っている戦術、持っている選手で全部を出したと思っているんですよ。これ以上ない選択をして、向かって負けたと」

 戦術や選手起用などで問題はなかった。そう考える一方で、そのブラジルに勝ったノルウェーなどの勇気ある戦い方を見て、葛藤も感じたようだ。

「一方で、ノルウェーとかカーボベルデとかのサッカーを見てたら、自信を持ってボール持って、繋いで前に行く姿勢があった風に見えたんですよ。結果論なんですけど、ノルウェーはブラジルに勝って、追加点を取ったわけじゃないですか。やっぱり追加点はめっちゃデカかったと思うんですよ。(日本代表は)あの時にその選択ができなかったじゃないですか」
 
 長友が「自分たちがやれることはもうやりきったかなと思うんだけど。でもわからない。そんなん言ってたら、切りないやんか」と話すと、28歳のレフティはこう続けた。

「僕らはカタール・ワールドカップでドイツとスペインにいわゆるあの(守備的な)戦い方で勝って自信をつけたじゃないですか。イングランドにもあの戦い方で勝てて。日本代表がいま優勝するには、やっぱりこの方法っていう逆算やったと思うんですよ。でも、もし、僕らがイングランドの時にめっちゃくちゃ積極的に行って、同じような結果で1−0で勝てたのなら、そっちでも勝てるっていう自信があったら、そっちで迎えてた気がするんです」

 そして、「ノルウェーは前から行ってましたよ。めっちゃ自信を持ってボールを持ってたんです。カーボベルデも持ってたんですよ。持とうと思えば、持てるんですよ。自信を持てば」と強調した。

 39歳の鉄人が、「それが自信から来るのか、メンバーから来るのか。正直、俺は、(三笘)薫が怪我して、(南野)拓実も、タケ(久保建英)も、(遠藤)航もそうでしょ。飛車角抜きで戦っているみたいな。それがもう 3人も4人も出てきて、森保さんはこんなに怪我人が多くてよくここまでチーム作ったと思うよ」と返すと、堂安は「もうあれ(引いて守る)しかなかったか」とこぼした。

 もし、ノルウェーのように後半も積極的に戦えていたら。結果は違っていたのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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