鹿実が2年連続書道パフォーマンス甲子園へ…熊本地震で被災した先輩に届いた思い
音楽に乗せ大きな紙に筆を走らせる。2日、書道パフォーマンスの全国大会が開かれ、鹿児島実業高校が出場しました。その雄姿は、熊本地震で被災した先輩にも届きました。
全国有数の紙の産地、愛媛県四国中央市で開かれた「書道パフォーマンス甲子園」。19回目となる今年は全国109校から予選を勝ち抜いた22校が出場しました。
去年、県勢として初めて出場した鹿児島実業は2年連続で予選を突破しました。書道パフォーマンスで使うのは縦4m、横6mの巨大な紙です。今年のテーマは“甲子園の軌蹟”。音楽に合わせ一糸乱れぬ所作で筆に力を込める部員たち。この思いを、届けたい人がいました。
地震発生時、町田さんは熊本市東区役所で働いていました。
(町田歩未さん)
「ガタンガタンってすごい経験したことない揺れがきて。たくさんの市民がキャーって悲鳴を上げながら庁舎の外に出ていった)
障害のある人などを受け入れる「福祉こども避難所」の運営にあたった町田さん。休みだった2日は配信で後輩たちの雄姿を見届けました。
(町田歩未さん)
「震えましたね。涙が出ました。歴代の予選、パフォーマンス甲子園に挑戦してきた予選の作品の題字、テーマとかがバーって出てくるようなシーンもあって。思いを受け継いでくれている」
(町田歩未さん)
「ありがとうございましたって号令するときに涙を堪えている子がいっぱいいて、それにグッときた。頑張ることや諦めないことの大切さをまた改めて感じることができたので私もまた明日からも笑顔できついことがあっても周りと協力しながら頑張っていきたいと思った」
地震で交通への影響が続く中何とか辿り着いた全国の舞台。会場では被災地への募金も呼びかけました。
(鹿児島実業 書道部員)
「まず愛媛に来られたことがすごくうれしくて、この舞台に立っているだけで本当にありがたい」
「先輩方や先生や自分たちを支えて下さった人たちに沢山の感謝の思いを伝えることができてうれしかった」
受け継いだ思いに背中を押され魅せたパフォーマンスは、多くの人の心に届き、背中を押したに違いありません。

