ブラジル1部ボタフォゴは30日、2015年に所属した元FWタッシオ・マイア・ドス・サントス氏が29日、ブラジル・リオデジャネイロで発生した強風による事故で亡くなったと発表した。41歳だった。

 ブラジル『グローボ』によると、リオデジャネイロでは29日、最大時速90kmを超える暴風が発生。サンタテレーザ地区では壁が倒壊し、タッシオ氏は結婚式場としても利用される歴史的な邸宅で仕事中に巻き込まれ、同僚でもあった友人とともに死亡した。この暴風では漁船の沈没や倒木事故なども相次ぎ、リオデジャネイロ州とサンパウロ州で計5人が死亡したと伝えられている。

 ボタフォゴはクラブ公式SNSを通じ、「深い悲しみとともに、2015年に我々のユニフォームを着た元選手タッシオ・マイア・ドス・サントス氏の逝去を悼みます。タッシオ氏は、リオデジャネイロを襲った強風による壁の倒壊事故の犠牲となりました。この悲しみの中、ご家族、ご友人、そして彼と時間をともにしたすべての方々に心よりお悔やみ申し上げます。安らかにお眠りください」と追悼した。

 84年生まれのタッシオ氏は、サン・クリストバンでプロキャリアをスタート。ブラジル国内ではミラソウ、フィゲイレンセ、ヴォルタ・レドンダ、ブラガンチーノなどでプレーし、15年に加入したボタフォゴでは公式戦6試合に出場して1得点を記録した。

 海外でもブルガリアのCSKAソフィア、中国の武漢卓爾、コスタリカのデポルティーボ・サプリサなどでプレー。02年から19年までの現役生活で27クラブを渡り歩き、引退後はサンタテレーザでイベント会場の運営・管理に携わっていたという。