元教員FPの秋山ひろ氏が、YouTubeチャンネル「おかまもch | おかんのお金守るチャンネル」にて「【知らないと損】年金いつもらうのが正解?60歳・65歳・70歳の「手取り」でいくら受け取れるか?完全公開【損益分岐点】」を公開した。

動画では、年金の受け取り開始年齢について、額面ではなく手取り額から算出した損益分岐点と、制度に隠された3つの落とし穴を解説。秋山氏は「長生きを求められるくらいなら早くもらいたい」と語り、繰り上げ受給を推奨する独自の視点を提示している。

秋山氏はまず、65歳を基準とした「繰り上げ」と「繰り下げ」の損益分岐点を解説する。一般的に、早くもらうと長生きするほど損になり、遅くもらうと早く亡くなった場合に損をするとされる。
しかし、これは額面ベースの計算であり、税金や社会保険料が引かれた手取り額で計算すると、損益分岐点はさらに2から3歳遅くなるという1つ目の落とし穴を指摘した。

さらに、2つ目の落とし穴としてインフレを挙げる。物価が上昇し現金の価値が目減りしていく時代においては、「同じ1万円でも昔買えたものが買えなくなってしまう」と警鐘を鳴らす。そのため、年金は早めに受け取り、価値が下がる前に使うか、NISAなどのインフレに強い資産に変えて運用することが重要だと説いた。

3つ目の落とし穴は、年齢によるお金の価値の変化である。
秋山氏は「若い時ほどお金の価値はある」と語り、体力や気力があるうちでなければ、旅行や趣味にお金を有効活用できないと説明。子供と旅行に行ける時間や、親孝行できる期間は限られていると具体的な例を挙げて訴えかけた。

結論として秋山氏は、寿命が読めない不確実性や、インフレによる貨幣価値の低下、加齢に伴う活動量の減少を考慮し、年金は繰り上げて早めに受け取るべきだと力説した。人生100年時代と言われる中、単なる受給額の多寡にとらわれず、お金をいかに有意義に使うかという本質的な問いを投げかける解説となっている。

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