メッシからのクロスを弾き返せず、175センチのラウタロにヘッドで決勝弾を浴びた。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

写真拡大

 日本の朝、「アルゼンチン」「イングランド」「メッシ」「ラウタロ」といった文言とともに、SNS上を賑わせたのは「マグワイア」だった。

 現地7月15日に開催された北中米ワールドカップの準決勝で、イングランド代表がアルゼンチン代表と対戦。1−2で敗れ、60年ぶりの決勝進出を逃した。

 トーマス・トゥヘル監督が率いるチームは、55分にアンソニー・ゴードンが先制点を奪った後、5バックで守りを固め、必死に逃げ切りを図った。しかし、前回王者相手にリードを守り切れず。リオネル・メッシのアシストで、85分にエンソ・フェルナンデスに同点弾、90+2分にラウタロ・マルティネスに決勝点を浴び、痛恨の逆転負けを喫した。

 守備固めは失敗に終わったなか、多くのサッカーファンが名を挙げたのが、ハリー・マグワイアだ。

 マンチェスター・ユナイテッドに所属する33歳は、194センチの大型センターバックで、空中戦で抜群の強さを誇る。アルゼンチン戦の2失点目は、メッシからの浮き球クロスを弾き返せず、ラウタロにヘッドで叩き込まれただけに、「マグワイアがいれば」と考える人が少なくないようだ。
 
 たらればを言っても仕方がない。ただ、どうしても言いたい。“禁断の5文字”「マグワイア」はXでトレンド入りし、次のような声で溢れている。

「マグワイア呼んどくべきだった」
「この戦いならマグワイア必要だったろ」
「跳ね返しとパワープレーなら世界でもトップだぞ」
「2失点目、マグワイアなら弾き返せてた」
「マグワイアいたらなあって思ってたらみんな同じこと思ってた」
「やっぱりイングランドはマグワイアが必要だった」
「イングランドの敗因マグワイア」
「まるで、出場したかのようにトレンドにいるマグワイア」

 マグワイアはW杯メンバー落選時、「今シーズンの自分の出来を考えれば、この夏は代表で大きな役割を果たせると確信していた。それだけに今回の決定にはショックを受け、打ちのめされている」と心境を明かした。

 一方、トゥヘル監督は「最終的な判断としては9月、10月、11月を通してチームを支えてくれたセンターバック陣を信頼し続けることに決めた。そのなかにはリーダーとして責任を担い、高い基準を築いてくれた選手たちもいる。これは26人の選手を選ぶための決断。たとえ個々の選手に対して冷たい判断のように感じられたとしてもだ」と外した理由を説明していた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】マグワイアがいれば防げた?メッシ→ラウタロ…悪夢の92分弾