山形放送

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庄内県勢懇話会の例会が15日、鶴岡市で開かれました。日本語学者で国語辞典編さん者の飯間浩明さんが「日本語はどんなふうに変わってきたか」をテーマに講演しました。

「三省堂国語辞典」の編さんに関わってきた飯間さんは「街中の言葉を集めることが辞書作りに大事である」と話し、実際、目にして印象に残った言葉を紹介しました。

飯間浩明さん「『有人レジ』昔はそんな当たり前のことは書かなかったが、いまやセルフレジという人がいなくても会計できる装置ができてわざわざ有人レジと書くようになった」「『架空線注意』と書いてあった。架空線というと実際にはない線なのかと思ってしまうが空中に架けてあるという意味の『架空』。元々『架空』はそういう意味だった」

飯間さんは「言葉は変化するもの」と強調し、同じ言葉でも時代によって解釈や使われ方が異なる例を挙げました。

飯間浩明さん「いまビジネスの場で『ご苦労様』という言葉が使われなくなっている。若い人がご苦労様という言葉を使わなくなった結果、年配の人しか使わない言葉になってしまいその結果『ご苦労様』は年配の人が若い人に使うという誤解が生まれてしまった」

最後に、飯間さんは「日本語は絶えず変化していて、一つのルールに縛られるものではない」と語りました。