ジャンタルマンタルが電撃引退!種牡馬入りに「必ずやいい子を…」と高野調教師 史上初の牡馬国内芝マイルG1完全制覇
史上初めて牡馬が出走可能なJRA芝マイルG1を完全制覇したジャンタルマンタル(牡5歳、栗東・高野友和厩舎、父パレスマリス)が引退することが、6月30日、分かった。管理する高野調教師が明らかにした。香港のチャンピオンズマイル・GI(13着)以降、馬体の回復が進まず、輝かしい成績を加味しての引退となった。今後は社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定だ。
高野調教師は「ジャンタルマンタル号にはおつかれさまでした、ありがとうございますとお伝えしたいです。オーナーの皆様、社台ファームの皆様、鮫島克駿騎手、川田(将雅)騎手、ジャンタルマンタル号に関わっていただいた全ての方々、そして担当の松井助手を始めとする、厩舎スタッフ一同には深く感謝申し上げます」と、開口一番に深々と感謝の言葉を並べた。
ジャンタルマンタルは23年10月にデビュー。無傷3連勝で朝日杯FSを制した。24年にNHKマイルC、25年に安田記念とマイルCSを勝利し、牡馬が出走できる国内芝マイルG1・4競走を史上初めて完全制覇した。4月の香港・チャンピオンズマイル(13着)がラストランとなった。
トレーナーは「無事にスタッドインすることが出来てホッとしています。マイルでの圧倒的競走能力は、スピードの持続力が最大の源で、2歳王者になる早熟性から、3年連続でG1を勝ち抜く成長力もあわせ持ち、必ずやいい子を出してくれると思います。この馬自身もダートも走ったんじゃないかという気がしていましたし、血統的には面白いと思います。バトンをしっかりと引き継いで、数年後の子供たちの活躍に期待したいですね」と、偉大な産駒の誕生を心待ちにしていた。

