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 ◇国際親善試合 日本1ー0イングランド(2026年3月31日 ロンドン・ウェンブリー競技場)

 森保ジャパンのタクトを振る鎌田が、歴史的白星の立役者となった。ボランチの一角で先発し、丁寧に長短のパスを使い分けて中盤を支配。プレミアリーグでしのぎを削る猛者たちに、一歩も引かなかった。日本にリズムと展開力をもたらし、森保監督は「攻撃の起点になり、彼を経由すればチームは落ち着いて戦える。安心感を与えてくれた」と手放しで称えた。

 前半23分の先制シーンは、三笘が奪ったボールを受け、上田にすかさずダイレクトパス。高速カウンターのスイッチを入れた。「(ボールを)取ってから後ろではなく、前にプレーできたのでうまくカウンターを打てた」と納得の表情だった。

 同34分には自陣ゴール前まで戻ってクロスに身を投げ出し、頭で間一髪のクリア。守備でも奮闘し、コンビを組んだ佐野海との連係も上々だった。これで24年夏のクリスタル・パレス加入以降、聖地ウェンブリーで4戦4勝。神話は継続だ。「非常にいい思い出があるし、多少なりともチームに貢献し続けている実感はある。選手として凄くうれしい」。試合後はアピールするかのように4本の指を立て、記念写真に納まった。