食料品に光熱費、ガソリン代…。物価高で家計のやりくりにも悩みますよね。そこで、貯めている人が実践する「家計の黄金比」を紹介。ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんが、子育て家庭の理想的な支出バランスを教えてくれました。

貯まる家計にするには家計表で支出の把握を

食料品や光熱費、ガソリン代など、物価の上昇によって、貯蓄どころではない人も多いのでは? 「ムダづかいはしていないのに、お金がちっとも貯まらない」という人は、家計表をつけて、なににどれくらい使っているか数字で確認しましょう。「自分では食費が多いと感じていても、実際にはそれほど使っていない場合もあります。“感覚”ではなく、“数字”で把握することが大事。家計を“見える化”すると、使い過ぎの費目がわかってきます」と畠中雅子さん。

【図】小学生の子をもつ家庭の「家計黄金比」

貯めている人が実践している理想の支出バランス=黄金比を目安にして、わが家の家計で出費の多い費目をチェック。

「突出して多い費目を減らす工夫をすれば、貯まる家計に改善されますよ」(畠中さん、以下同)

ライフスタイル別の黄金比をチェック!

家計の黄金比は子どもの年齢によって変わってきます。まずは子どもが小学生、中高生の場合の比率を円グラフで見てみましょう。

●【子どもが小学生】子ども費のかけすぎに注意

小4くらいまでは教育費負担が少ないので貯めどき。この時期の貯蓄目安は手取りの10%。習い事や塾代などにお金をかけすぎるのは要注意。

●【子どもが中高生】子ども費急増に備えを

子どもの行動範囲が広がり、通学費や部活、スマホ代など出費が増加するタイミング。少額でも、貯蓄を続ける意識をもっておくことが大切。

●子ども費とは

学校教育費、給食費、部活費、塾代、学資保険料、こづかい、高校・大学生は授業料、通学費などを含む。

子どもが大学生、独立後の「貯まる黄金比」

続いて子どもが大学生、独立してからの黄金比です。

●【子どもが大学生】家計の予算見直し期

教育費負担がピークを迎えるので、貯蓄は0%でも仕方ないと考えてOK。苦しい時期ですが、家計の支出を調整し、この時期を乗り越えて。

●【子どもが独立】老後に向けて貯めどき

教育費負担がなくなった分、月貯蓄の増額を。食費、レジャー費を増やし過ぎるのは禁物。定年までは貯蓄を加速して老後資金を備えて。