「今の彼を見るのは辛い」米関係者が嘆く佐々木朗希の“異変” 未完のままのIL入りに本音吐露「とくに精神的な面が心配だ」

無念のILを余儀なくされた佐々木。(C)Getty Images
「もちろん悔しいですし、チームも怪我人が多い中で僕も離脱してしまって申し訳ない」
現地時間5月14日、ドジャースの佐々木朗希が米紙『Los Angeles Times』など複数メディアの取材に対応。前日に右肩のインピンジメント症候群で15日間の負傷者リスト(IL)入りした自身の胸中を打ち明けた。
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調子の悪さは明らかだった。今季8試合に先発した1勝(1敗)、防御率4.72、WHIP1.49と成績が低迷。今月9日に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦では5回途中5失点で降板。4シームの平均球速が150キロ台前半と走らず、コンディション面が不安視されていた。
佐々木について「シーズンを通してずっと投げ切るというのは、現実的には難しいだろうと思っていた」と指摘するデーブ・ロバーツ監督曰く「数週間からロウキは違和感を抱いていた」。しかし、「投げ続けたい気持ちもあった」という本人がチームに自己申告したのは、先述のダイヤモンドバックス戦後だった。
無論、本人にとっても、球団にとっても嬉しい状況ではない。そうした事情を慮る声は、米メディアでも広まっている。米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリストで、MLB通算262勝を挙げる大投手ジャスティン・バーランダーを兄に持つ、ベン・バーランダー氏は、自身のポッドキャスト番組『Flippin’ Bats』を更新。その番組内で佐々木に対する持論を展開した。
「今の彼を見るのは辛いよ……。とくに精神的な面が心配なんだ。だって、先発登板するたびに、4〜5イニングで降板していて、四球も多くて、三振も奪えないんだ。彼は自信を取り戻す必要がある」
今後は右肩の回復具合を見ながらノースローで調整を行う方針となっている佐々木。注射などの治療は受けずに投球のメカニックを再分析。球速低下の原因究明に努めるという23歳は、バーランダー氏の言う「異変」も解消することができるか。
アクシデントによって訪れた束の間の休養期間をいかに使うか。令和の怪物は、まさに真価を問われている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
