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『ジュラシック・ワールド』シリーズの最新作『ジュラシック・ワールド リバース(原題)』は、文字通りの「リバース」、すなわち原点回帰になるという。監督のが予告した。

シリーズの新章となる本作は、前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)から5年後、地球環境が恐竜を受け付けないことが判明した世界。ごく限られた数の恐竜だけが、かつて彼らが繁栄した環境に似た赤道直下の隔離環境に生き残っており、そのうちの3体が人類を救える薬のカギになっているという設定だ。

(202)や『GODZILLA ゴジラ』(2014)で知られるエドワーズ監督は、本作で「オリジナル版の自分自身が大好きだったところに戻る」と宣言する。「大事件が連続するシナリオ、楽しいアクションシーンがとても豊富でした。フィルムメイカーとして、観客に楽しんでもらえたり、観客と一緒に遊べるチャンスがたくさんあったんです」

もちろん、「オリジナル版」とはスティーブン・スピルバーグ監督による『ジュラシック・パーク』(1993)のこと。本作ではオリジナルと続編『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)を執筆したデヴィッド・コープが脚本家として復帰。監督をして「映画に登場させないのは犯罪だ」と言わしめるおなじみの恐竜も姿を見せるようだ。

主演はシリーズの大ファンだというスカーレット・ヨハンソン。演じるのは秘密工作員ゾラ・ベネット役で、巨大恐竜からDNAを確保する極秘任務の最中、水棲恐竜の襲撃によって立ち往生している家族と出会う。一同はその島で、長年隠匿されていた恐るべき事実を知り……。

エドワーズ監督によると、ゾラは「軍を離れたあと生きる意味を探している」女性。ところが、今回の任務に参加するなかで「軍の倫理的な是非に疑問を抱きはじめる」という。

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共演者には、古生物学者のDr.ヘンリー・ルーミス役で「ブリジャートン家」(2020-)のジョナサン・ベイリー、チームリーダーのダンカン・キンケイド役で『グリーンブック』(2018)のマハーシャラ・アリ、製薬会社代表マーティン・クレブス役で「オビ=ワン・ケノービ」(2022)のルパート・フレンド、家族の父親ルーベン・デルガド役で『マグニフィセント・セブン』(2016)のマヌエル・ガルシア=ルルフォ。プロデューサーはスティーブン・スピルバーグのほか、『ジュラシック・ワールド』のフランク・マーシャル&パトリック・クローリーが務める。

映画『ジュラシック・ワールド リバース(原題:Jurassic World Rebirth)』は、2025年7月2日に米国公開予定。