【ロッテ】メジャー挑戦の佐々木朗希、自らの言葉でスピーチ「熱いご声援、厳しい激励も力に変えてアメリカで頑張ります」…CS以来初の公の場
今オフにメジャー挑戦するロッテの佐々木朗希投手が17日、ZOZOで行われたファン感謝イベントに登場し、開会式でスピーチを行った。今月9日に球団がポスティングシステムによる挑戦を容認して以降、初の公の場。吉井監督からは「来シーズンからマリーンズを飛び出して、高みに挑戦する選手が一人います。そうです、朗希です」と紹介されて登場。ユニホームパンツに黒いパーカー姿で、笑顔で姿を現した佐々木は、スピーチでは「熱いご声援、厳しい激励も力に変えてアメリカで頑張って行きます」と、自らの言葉で胸中を明かし、決意表明した。
昨オフに契約交渉が難航し、初の越年。早期の米挑戦を要望し、キャンプイン目前の1月26日にようやく契約合意。今季は、右上肢のコンディション不良により約2か月戦列を離れながら、自身初の2ケタとなる10勝をマークした。
チームが10月14日にCS第1ステージ敗退で今季終戦して以降、公の場に姿を現していなかった。今月9日に球団からポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認された際には、球団を通じ「マイナー契約からはい上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」とコメントしていた。
球団は、同システムの申請完了を締め切り(12月15日)ギリギリの「12月中旬」を目指すとしている。申請が完了し、MLB事務局から全30球団に契約可能選手として通知されると、45日間の交渉期間がスタートする。
◇佐々木のスピーチ全文は以下の通り。
「こんにちは。今回球団に後押ししていただきメジャーに挑戦することになりました。5年間熱いご声援ありがとうございました。ケガなどで中々うまくいかず、つらいときもあったんですけど、監督コーチチームメイト、スタッフ、たくさんの方に支えられ、乗り越えることができました。今回これまでいただいた熱いご声援、厳しい激励も力に変えてアメリカで頑張って行きます。本当にありがとうございました」