ポステコグルー監督、途中交代に不満なソン・フンミンに言及「ケガをした後だから…」

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 トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、途中交代に不満を見せた韓国代表FWソン・フンミンに言及した。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第10節が3日に行われ、トッテナムはアストン・ヴィラと対戦。32分に先制を許したが、49分にソン・フンミンのクロスからブレナン・ジョンソンが同点弾を決めると、75分と79分にドミニク・ソランケが立て続けにゴールを奪ったほか、90+6分にはジェームズ・マディソンが直接FKを決め、4−1で逆転勝利を収めた。

 負傷の影響でリーグ戦2試合ぶりの先発出場となったソン・フンミンは、1アシストを記録する活躍を見せたものの、1−1だった56分に途中交代となり、ベンチに下がった後にはフラストレーションを露わにしていたことに注目が集まっている。

 試合後、ソン・フンミンの様子について聞かれたポステコグルー監督は「彼はケガをした後だったから、今日はあれ以上プレーする予定はなかった」と予定通りの交代だったことを明かし、問題がないことを強調した。

「彼は復帰したけど、前回は60分頃に疲弊していた。だから、試合の行方にかかわらず、55〜60分以上プレーすることはなかったよ。素晴らしいのはその前に彼がかなり重要な貢献をしたことだ。最初のゴールに繋がる素晴らしいパスだったし、同点ゴールを手にすることができた」

「繰り返しになるが、私たちにはこれからもっと多くの試合が控えており、彼が必要になるし、あれ以上プレーすることはなかった。ソニー(ソン・フンミン)に変化はなかったと思う。どの選手でも途中交代を好んで、気分が良いと感じているとしたら驚きだよ。彼と話し合う必要はない。私たちにとって重要なのは全体像だ」


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