浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗ら明治大学で特別授業!学生250人に夢の見つけ方など伝授
映画『六人の嘘つきな大学生』(11月22日公開)メインキャストの浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠が2日、「第140回明大祭」が行われている明治大学和泉キャンパスで、公開記念特別授業を実施。抽選で選ばれた学生250名を前に、映画公式SNSで募集した学生からの悩みや疑問に回答した。
浅倉秋成の小説を実写映画化した本作は、新卒採用試験の最終選考に残った6人の大学生が内定をかけてグループディスカッションに挑む中、それぞれの罪を告発する謎の文書に翻弄されるサスペンス。会場となった明治大学は、山下ふんする矢代つばさが在籍していたという設定だ。
学生たちの熱烈な拍手で迎えられた6人は、あまりの熱気に「凄い、凄い」と嬉しそうに手を振りながら笑顔を見せる。特別授業では、実際に就活を控えた大学生から「将来の夢の見つけ方がわからない。もし芸能界に入っていなかったらどうしていたか?」という質問が飛び出し、浜辺は「小学生の頃にオーディションを受けて入った。入ったからにはこの道で頑張ろうと思っていた」と回答。山下は「小学生の頃からアイドルを観るのが好きでいつかやりたいと思ってオーディションに応募した。でも13歳〜17歳まで何度も落ちていた。そして17歳の時に乃木坂46に入ることができた」と過去のエピソードを披露した。
夢の見つけ方に関して、赤楚は「夢が見つからない時はもう少し広くとらえたほうがいいと思う。人を楽しませたいのなら、美容師だったり、営業職だったり、例えば飲食店だったりいろいろと選択肢はあると思う」とアドバイス。倉は「やりたいことが無いことは悪いことではないと思う。僕は理系の学校で毎日白衣を着ていた。もともとは就職するはずだったけど今はお芝居をしている」、佐野は「紙に死ぬまでにやりたいことを書いてみてほしい。自分もやってる。忙しいかもしれないけれど、経験を積むと自分と向きあう時間もできてくるし世界が狭く感じる」と語った。
また「譲れないものはあるか?」という質問に対して、浜辺は「三半規管が強いこと。乗り物酔いもしたことがない」と自信たっぷりに回答。浜辺とは対照的に、三半規管がとても弱いという西垣は「テレビゲーム愛は負けない。新作が出ると寝ないでクリアしちゃう」と続ける。
さらに山下は「カップラーメンをよく食べるけど、体内時計が正確でしっかり3分測れる。毎日同じ時間に眠くなるし、アラームの10分前には起きれる」と驚きの特技を告白。佐野は「10年前からM!LKでドームツアーをしたいと言ってる。この目標は変えないし絶対に譲れない」と力強く語り、会場から大きな拍手が起こった。
映画について、浜辺は「この作品は六人で作り上げた作品。劇中では対立もしているけれど、最後まで目が離せないような作品にするためにみんなで頑張りました。ぜひ劇場で観てほしいです」とコメント。学生からの指名でマイクを渡された山下は、「私も皆さんと同じくらいの年齢の時は、仕事をしつつも将来など色々な不安や悩みを抱えていたので、そういう不安がある人もいると思う。でもその先に見えてくる光だったり、醜い部分が見えたとしても何を信じたらいいのか、信じるべく物が見つかる、そんな映画になっているのでぜひ沢山の人に観てもらいたい」とアピールした。
特別授業を終えた6人は、和泉キャンパスのエントランスに向かい、学園祭を楽しむ人たちの前にサプライズ登場。キャストが明治大学に来ていることは発表されていなかったことから、キャンパスから黄色い悲鳴がが上がっていた。(編集部・倉本拓弥)