第56回全日本大学駅伝対校選手権(3日、愛知・熱田神宮西門前〜三重・伊勢神宮内宮宇治橋前、8区間106.8キロ)に出場する有力校の監督が2日、名古屋市内で記者会見に臨み、史上初の5連覇を目指す駒大の藤田監督は「チーム一丸で達成したい」と抱負を語った。

 駒大は、昨年2区を走ったエースの佐藤が、故障により10月の出雲駅伝に続いて欠場。監督は「佐藤がいない前半で流れに乗れるかがポイント。自信がある後半で勝負を懸ける」とにらんだ。

 国学院大は出雲を制した勢いのまま、全日本初優勝を狙う。前田監督は「隙のないオーダーが組めた」と自信を示した。今年の箱根駅伝で総合優勝した青学大の原監督は「前半で、勝てるぞという流れをつくって優勝へ頑張りたい」と語った。