2024年11月1日、Appleが一部のiPhone 14 Plusで発生する「背面カメラのプレビューが表示されない問題」に対処するための修理プログラムを発表しました。修理の対象となるのは2023年4月10日から2024年4月28日までに製造されたiPhone 14 Plusです。

iPhone 14 Plusの背面カメラの問題に対する修理サービスプログラム - Appleサポート

https://support.apple.com/ja-jp/iphone-14-plus-service-program-for-rear-camera-issue



Some iPhone 14 Plus phones have a camera issue, but Apple may fix it for free - The Verge

https://www.theverge.com/2024/11/1/24285851/some-iphone-14-plus-phones-have-a-camera-issue-but-apple-may-fix-it-for-free

2022年10月に発売された「iPhone 14 Plus」は前世代のiPhone 13シリーズにはない「Plus」モデルで、ディスプレイサイズは6.7インチとiPhone 14 Pro Maxと同等のサイズであるものの、その他のスペックはiPhone 14と変わりありません。背面カメラのスペックもiPhone 14と同じデュアルカメラで、構成は12メガピクセルのメインカメラと超広角カメラの2つです。

「iPhone 14 Plus」フォトレビュー、6.7インチの大型ディスプレイが手頃な価格帯に - GIGAZINE



そんなiPhone 14 Plusの背面カメラ使用時にプレビューが表示されない問題があるとAppleは発表しました。問題が発生する場合、Apple公式の修理サービスプログラムページを開き、画面上部にあるテキストボックスにシリアル番号を入力してプログラムの対象端末か否かを確認することができます。



なお、iPhoneのシリアル番号は設定アプリを開き、「一般」→「情報」の順にタップすれば確認可能です。



プログラムの対象端末の場合、AppleまたはApple正規サービスプロバイダにて無償修理サービスを受けることができます。なお、このプログラムはiPhone 14 Plusの通常の製品保証期間を延長するものではなく、すでにiPhone 14 Plusの背面カメラを有償で修理している場合は、返金対応を受けることができるためサポートへの問い合わせが推奨されていました。

なお、このプログラムは対象となるiPhone 14 Plusに対し、最初の小売販売日から3年間適用されるそうです。