黒木華、主演映画で主題歌も歌唱「恥ずかしいですよ」

女優の黒木華（34）が2日、都内で行われた主演映画「アイミタガイ」（草野翔吾監督）の公開記念舞台挨拶に登壇した。

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作家・中條てい氏の同名小説が原作で、親友同士の関係を軸に一期一会の連鎖が大きな輪になっていく群像劇。黒木はかけがえのない存在だった親友を失い立ち止まってしまう主人公・梓を演じた。

ステージ上には観客の感想コメントが書かれたバックパネルを設置。黒木は、「すごくうれしい。普段、直接感想をいただくことがないので」と笑顔を見せた。

今作では主題歌「夜明けのマイウェイ」の歌唱も担当した。レコーディングを、「恥ずかしいですよ。プロではないので、お聞き苦しいところがあったら嫌だなと思いながら」と照れ笑いで振り返りつつ、「歌詞が梓と合う。悲しみを乗り越えていくんだという前向きな歌詞がいいと思う」と胸を張った。

イベント終盤にはサプライズで、共演の草笛光子（91）からの手紙が代読された。草笛に「芯の通ったきちんとした方でした」と評された黒木は、「草笛さん自身もアイデアをどんどん出されていた。より良くなっていこうとする姿勢は見習わなければいけないと思いました」と話した。