大谷翔平との1071億円契約で受けた恩恵 絶大効果…ド軍CEOが示した日本ファンへの感謝
WS制覇は「全員のサポートで成し遂げた」…ド軍のカステンCEOが強調
ヤンキースを破り、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を達成したドジャースは1日(日本時間2日)、ロサンゼルスのダウンタウンでパレードを開催。その後、ドジャースタジアムでセレモニーを行った。スタン・カステンCEOはセレモニーで、日本のファンにも感謝のメッセージを寄せた。
マイクを握ったカステン氏は「(感謝を伝えたいのは)世代にわたって、絶え間なく参加してくれたファンだけではありません。ロサンゼルスのファンだけでなく、米国内全てのファン(に感謝を伝えたい)」と思いを吐露。続けて「メキシコのファン! ドミニカ共和国のファン! 韓国のファン! 日本のファン!」と拳を振り上げながら強調した。
さらに「世界中にいる全てのファン。なぜなら、皆さん全員のサポートで成し遂げたことだからです。全員のサポートがなければ、(ワールドシリーズ制覇は)成し遂げられなかったです」とも。「皆さんのサポートがなければ、最新の奇麗なスタジアムで何度もコミュニティ・イベントを開催することはできませんでした。皆さんの全員のサポートがあったからです。心から感謝申し上げます。ゴー・ドジャース!」と声を張り上げた。
10年総額7億ドル(約1071億円)の大型契約で大谷翔平投手が加入した今季、ドジャースは多くの日本企業と契約。ドジャースタジアムには多くの日本人が足を運んだ。2025年の開幕戦は東京ドームで行われる(3月18、19日・対カブス)。また、メジャーリーグ機構(MLB)によると、ワールドシリーズの日本での平均視聴者数は1210万人。日本で最も視聴されたワールドシリーズになった。
MLB公式の記事によると、カステン氏は「彼は新しいファンをもたらした。本拠地での年齢層を変えた。我々は商品や一部売店で提供しているものを変えた。以前していなかった日本語ツアーも提供している」と効果を語っていた。今後もドジャースファンの日本人は増えていきそうで、莫大な投資の見返りは絶大だ。(Full-Count編集部)