「ヨーグルトを沢山抱え…」パワハラ疑惑の橋本環奈に所属事務所コメントが「環奈LOVE過ぎる」ワケ

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女優・橋本環奈に“パワハラ疑惑”が飛び出した。

10月31日発売の「週刊文春」が『橋本環奈 壮絶パワハラ&公園キス㏌下関』と題し、5ページに渡り特集。前編は交際報道のあった俳優・中川大志とのラブラブぶりがテーマだが、問題は後編の“パワハラ言動”だ。

同誌では橋本がミスをしたマネジャーに「使えねえ」などと暴言を吐き、これまで8人が事務所を去っていったという。しかも事務所社長はマネジャーをフォローするわけではなく、橋本側につき言動を不問に付していたとも。

大みそかのNHK紅白の司会

事実であれば、組織ぐるみのパワハラ容認。放送中のNHK朝ドラマ『おむすび』に主演し、大みそかのNHK紅白歌合戦の司会も内定している橋本のキャリアに大きなキズをつけることにもなりかねない。

これに所属事務所は伊藤功社長の名前で長文の否定コメントを公式サイトに掲載した。

端的に言えば、橋本のパワハラ言動については

《事実無根であり明らかに事実と異なる内容であると断言致します》

と完全否定している。

通常、この手のスキャンダルが報じられた際、大手プロダクションでは「事実無根です」や、場合によっては「法的措置を検討します」といった比較的簡潔な声明で終わることが多い。

それが今回は1950文字の大ボリューム。否定コメントもさることながら、注目なのは「ラブレターか?」と突っ込みたくなるほど、行間からあふれ出る“橋本環奈LOVE”だ。

文章では橋本の人柄について

《常に女優としてだけではなく一人の『人』としてその思いやりや、共にお仕事する方への敬意と配慮を忘れず接してきた彼女に対してその言動を評価して下さる方こそ圧倒的に多く……》

と説明。その上で

《もともと裏表のない人柄でさっぱりした性格ですがいつも人には真摯に向き合い、それは外部の方のみならず弊社のスタッフにも同様であり暴言を吐くなどは論外》

とした。かわいらしいエピソードも追記されている。

自社のタレントをここまで上げるのは珍しい

橋本環奈に関しては多くの方が抱いて下さるイメージ通りの明るく、素直で思いやりのある女性です。つい先日もロケ先の福岡から戻って来た時に『人生で一番おいしいヨーグルトを見つけた。』とあの小さな体で大きなヨーグルトの袋を沢山抱えて会社のみんなへとニコニコしながらもってきてくれました。そんな心根の子です》

このコメントの内容にワイドショー関係者は

「ここまで自社タレントをアゲる事務所コメントは初めて見ました。橋本環奈がいかに大事か、たくさん愛情を注がれて育ってきたかがわかります。読んでいて、ちょっと恥ずかしくなるほどでした」

と語る。橋本の所属事務所は小規模で、稼ぎ頭はぶっちぎりで橋本環奈だ。スポーツ紙芸能担当記者は

「正直、橋本さんだけで持っているような事務所。彼女ほどの人気があれば、大手プロダクションから破格のオファーが届いてもおかしくありません。実際、そうした話は過去に何回もあったそうです。しかし、彼女は売れる前から二人三脚で歩んできた伊藤社長との関係を重視しています。伊藤社長が身を挺してかばうのも無理はありません」

と分析する。現在放送中のNHK朝ドラに主演し、年末のNHK紅白の司会も決定している橋本。このタイミングでの文春砲さく裂だが、あるテレビ局関係者は、

「現状、所属事務所は橋本さんのパワハラを否定していますし、編成上の変更はないでしょう。現時点では仕事に影響が出てくるとは思えません。ただ、第二、第三のパワハラ報道が出ないかと、身構えている部分はありますね」

と、いきなりの降板は否定する。仕事面でいきなりの影響はないとはいえ、今回の報道で盤石だった橋本と事務所の関係性にヒビが入らなければよいが……。