ホールアウトして笑顔を見せる渋野日向子

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 「日米女子ゴルフ・TOTOジャパンクラシック・第2日」(1日、瀬田GC=パー72)

 8月のmeijiカップ以来となる今季国内2戦目の渋野日向子(25)=サントリー=がスーパーイーグルで観衆を沸かせた。

 インから出た前半は17番までオールパー。だが、前半最後の18番パー5で会心の一打を見せた。残り80ヤードの3打目。58度のウエッジで放った打球はグリーン右目に切られたピンのさらに右奥に落とし、バックスピンがかかったボールはそのままカップに吸い込まれた。

 ショットインイーグルに渋野は思わず口をあんぐりと開けて驚きの表情。ギャラリーが大歓声でたたえると、満面の笑みで両手を挙げて応えた。

 渋野は今季6月の全米女子オープンでは2位、全米女子プロは7位となるなど、シーズン中盤は大舞台で好成績を挙げていたが、7月以降は苦戦している。2週前はBMW選手権(韓国)を体調不良で欠場。今大会も開幕前まで体調面に不安を抱えていたが、初日は「自分の中では体が動いているなと思った。ちょっとリズムが合わなかったり、若干アドレナリンが出ているなという感覚もあった」と話していた。