「つばさの党」代表・黒川敦彦容疑者ら3人を衆院補選での乙武氏や飯山氏への妨害行為で追送検 5カ月にわたる捜査終結

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2024年4月に行われた衆議院東京15区の補欠選挙での「つばさの党」幹部3人による公職選挙法違反事件で、警視庁が演説妨害など新たに2件を追送検したことがわかりました。

これで5カ月にわたる一連事件の捜査は終結となります。

捜査関係者によりますと、「つばさの党」代表の黒川敦彦容疑者(46)と幹事長の根本良輔容疑者(30)、運動員の杉田勇人容疑者(39)の3人は、衆議院東京15区の補欠選挙に出馬した乙武洋匡氏陣営の選挙カーを執拗に追いかけた疑いなどで31日、追送検されました。

また、根本容疑者と黒川容疑者は日本保守党から出馬した飯山陽氏の演説を妨害した疑いでも追送検されました。

警視庁捜査二課は5月に、18年ぶりとなる特別捜査本部を設置し、約50人態勢で捜査に臨んできましたが、5カ月にわたった一連事件の捜査はこれで終結となります。

3人はこれまで、演説妨害と交通妨害の合わせて6件の妨害行為で3回逮捕・起訴されていて、11月20日には初公判が予定されています。